サードプレース

サードワークプレースはどこまで伸びるか

hagi2019/10/17(木) - 09:02 に投稿

WeWorkの破たん懸念が報道されているが、広義のコワーキングスペースは伸び続けていて、オフィス不動産の構造転換は引き続き進むと考えて良いだろう。並行して、ワークスタイル、ライフスタイルは流動性が高まる方向に大きく変わって行く。

コワーキングは人を輝かせる力がある

hagi2019/09/30(月) - 11:25 に投稿

テレワークや働き方改革に関する話をお客様としている際に「オフィスにいるおじさん、おばさんをおしゃれにしたい」という声を聴くことがある。

私が初めてWeWorkに行った時驚いたのは、受付に格好の良い男女がにこやかに並んでいて、ロビーにいる人たちがみなオシャレだったことだった。ワークスペースに清潔感があって、一種の社交場になっていたのである。ちょっと悪い言い方をすれば、WeWorkで働く俺(私)はかっこいい、という感じだったのだ。そこに喫茶のカウンターがあり、バリスタがいて、休憩時間には主にバリスタとの間の小さな会話がある。しかも、何度か見かけている間にバリスタが、客と話をする時に隣りの客を意識して話題を選んでいる事に気がついた。来場者をゆるくつないでいたのである。

オフィスにいる業務歴の長いおじさん、おばさんにとっては、オフィスはなじみの場所であり、オフィスにいる人たちの中では年長者として少なくとも形式的には敬意を払われる存在になる。言い換えれば、緊張感を感じない場所になっているのである。

WeWork事件とCoworking再考

hagi2019/09/25(水) - 13:47 に投稿

WeWorkの創業者Adam NeumannがCEOを辞任するというニュースが19年9月24日付で報道されている。

Coworking Spaceは諸説あるが、英文Wikipediaによれば2005年にサンフランシスコで生まれたとされている。それから14年。WeWorkは様々な論争を生み出しながらもオフィスとCoworking Spaceの両方を再定義した企業だ。WeWorkは成功しているAmazonに類するものなのか、それとも消え去ったデータセンタービジネスのExodusに類するものなのかは分からない。ただ、仮にWeWorkがやがて消えてしまうとしても、データセンタービジネスが残ったようにオフィスのサービス化は止まらないだろう。

来年の夏は、タリンで過ごす

hagi2019/09/13(金) - 11:38 に投稿

写真は2014年11月の凍り付くほど寒かったタリン

一度、異国の地で長期滞在しつつ執務を継続してみたいと思ってきた。

先日、ついにやって見る事を決めて、エストニアのタリンの市内にbooking.comを利用してアパートを2020年7月20日から一か月借りた。これはユビキタスライフスタイル研究所の業務として行うものだ。本当は3か月を目指すのが良いと思っているのだが、果たして完全な異国勤務が本当に機能するのか確認する上で、リスクを考慮し1か月を期間とする事にした。家賃は、約18万円で決して安くないが、準備や実際を開示できる範囲でレポートにまとめて発表していこうと考えている。

テサロニキの坂道からの景色はちょっと尾道のようだった

hagi2018/11/30(金) - 10:48 に投稿

今年は、Coworking Europe Conferenceに参加した機会にギリシャに立ち寄ることにした。新約聖書はなぜイエスが話したアラム語でなくギリシャ語で書かれることになったのかが気になったということもあるし、長い歴史のある地が深刻な経済危機に陥っていることは良く知られていて、今の欧州でそれがどういうことなのかを自分の目で見たかったという事もある。会議後翌週の予定の間の18年11月17日(土)から日月の3日間。初期のパウロの伝道旅行の対象地が現在のギリシャ北部であることから、まずテサロニキを訪問する事とした。初期の教会で現存しているものはない。

現在のテサロニキはギリシャ第二の都市である。都市圏で人口約100万人。世田谷区より一回り大きい程度である。市街地面積は世田谷区の約2倍。遺跡が点在し、港から割とすぐに坂になり、登っていくと城壁跡がある。登ったところから見ると、街が一望でき、もちろん日本の景色とは違うのだが、坂の街、尾道を想起させる美しさだった。

一方で、現実は厳しい。

テレワーク、コワーキングそしてオープンイノベーション

hagi2018/09/29(土) - 11:01 に投稿

昨日静岡市の用宗を訪問した。街のこと、人が育つということを改めて考えた。

用宗は、東京駅から新幹線で静岡駅までちょうど1時間、東海道本線に乗り換えると2駅7分の港街だ。古民家を改装して宿泊施設を作るなど新たな街づくりを進めている。日本色というブランドを展開しているCSA Travelは(CSA不動産)は、静岡駅の近くで、コワーキングスペースのCOTERRACEを運営している。

心地よい空間について考えさせられる

hagi2018/09/18(火) - 23:37 に投稿

WORK SIGHTに「シェアの概念を取り入れて、オフィスを脱・類型化する」という記事が出ていて、そこに

サービス側が提供しきらないことの面白さですよね。そこがシェアカルチャーの本質なんでしょう。明確に役割が区切られない状況を楽しむことで、シェアをポジティブにとらえることができるのだと思います。

という文章があって、ああそういう事かと得心した。

コワーキングスペースに魅力を感じるようになって5年。そして、森ビルの平河町ライブラリーの閉鎖と共に行き先を失って間もなく2年になる。

モバイルワーカーという生き物

hagi2018/07/30(月) - 13:25 に投稿

モバイルワーカーは、なぜモバイルワークをするのか?

束縛されたくないから、とか、様々な理由はあるだろうが、私は新たな刺激を欲しているからというのが大きな理由なのではないかと思っている。

私の生き方に大きな影響を与えたのは、学術会議のイベントである。確か、最初は情報処理学会の全国大会で入社2年後の1986年の広島だった。昔のAIの時代である。会社の中での議論は十分刺激的だったし、上司は適当な領域を任せ自由な活動を許容してくれていたから、楽しく働いていたと思う。しかし、比較的近い分野で大学や著明な企業で研究活動を行っている人の話を聞ける場に私は魅了された。行った事の無い場所で特定の目的を共有する新しい出会いがうれしかったのだ。外部の人と話す事で大きな刺激を受け、自分の仕事にも多くの良い影響を与えた。さらに、上司の配慮で87年にミラノの人工知能関係の国際会議に派遣された。それが私にとって初めての海外経験であった。会議の議論そのものよりも、欧米だけでなくインドからも参加者があって、世界は広いと感じた。それ以来、機会を見つけては刺激を求めて動き回っている。

縁あって「もう一つの椅子」イベントに参加した

hagi2018/04/14(土) - 20:55 に投稿

もう一つの椅子」というイベントシリーズが立ち上がり、本日はその第一回目、テーマがNew Yorkの回に参加した。私は、短期間ながらマンハッタンに住んでいた事があるので、特にNew Yorkと結びつく本が思い当たるわけではないけれど開催者にお願いして参加させていただく事にした。