Coworking

コワーキング

サードワークプレースはどこまで伸びるか

hagi2019/10/17(木) - 09:02 に投稿

WeWorkの破たん懸念が報道されているが、広義のコワーキングスペースは伸び続けていて、オフィス不動産の構造転換は引き続き進むと考えて良いだろう。並行して、ワークスタイル、ライフスタイルは流動性が高まる方向に大きく変わって行く。

中央区とテレワーク

hagi2019/10/04(金) - 15:56 に投稿

ふとサードワークプレースの台頭でどう世界が変わるのか考えてみた。

中央区は、昼間人口が60万人、住民は14万人である。つまり、46万人が中央区の外から何かをしに来ているという事になる。超乱暴に考えて、その46万人の人をオフィスワーカーと仮定、その2割の人がテレワーク対象者でその4割のワークロードを中央区以外の場所でやる事にする。そうすると46万人の8%、ざっくり4万席のサードワークプレース需要が中央区の外に生まれる計算になる。長い目で見れば、中央区のオフィスの席数は同じ数だけ減る。

中央区のオフィス賃料は坪当たり概ね2万弱。オフィス一人当たりの坪数は4坪程度なので、月額8万円程度かかっている。もちろん、会議室等を含む数字だから、デスクスペースが4坪ある訳ではない。コワーキングスペースだと、一人当たりの費用はnewworkで3万円が一つの相場。その他の費用は増えるけれど、逆にオフィス賃貸料以外にも電気代やネット代がかかるからどっちもどっちと考えるとその差は月5万円。

コワーキングは人を輝かせる力がある

hagi2019/09/30(月) - 11:25 に投稿

テレワークや働き方改革に関する話をお客様としている際に「オフィスにいるおじさん、おばさんをおしゃれにしたい」という声を聴くことがある。

私が初めてWeWorkに行った時驚いたのは、受付に格好の良い男女がにこやかに並んでいて、ロビーにいる人たちがみなオシャレだったことだった。ワークスペースに清潔感があって、一種の社交場になっていたのである。ちょっと悪い言い方をすれば、WeWorkで働く俺(私)はかっこいい、という感じだったのだ。そこに喫茶のカウンターがあり、バリスタがいて、休憩時間には主にバリスタとの間の小さな会話がある。しかも、何度か見かけている間にバリスタが、客と話をする時に隣りの客を意識して話題を選んでいる事に気がついた。来場者をゆるくつないでいたのである。

オフィスにいる業務歴の長いおじさん、おばさんにとっては、オフィスはなじみの場所であり、オフィスにいる人たちの中では年長者として少なくとも形式的には敬意を払われる存在になる。言い換えれば、緊張感を感じない場所になっているのである。

WeWork事件とCoworking再考

hagi2019/09/25(水) - 13:47 に投稿

WeWorkの創業者Adam NeumannがCEOを辞任するというニュースが19年9月24日付で報道されている。

Coworking Spaceは諸説あるが、英文Wikipediaによれば2005年にサンフランシスコで生まれたとされている。それから14年。WeWorkは様々な論争を生み出しながらもオフィスとCoworking Spaceの両方を再定義した企業だ。WeWorkは成功しているAmazonに類するものなのか、それとも消え去ったデータセンタービジネスのExodusに類するものなのかは分からない。ただ、仮にWeWorkがやがて消えてしまうとしても、データセンタービジネスが残ったようにオフィスのサービス化は止まらないだろう。

Workationあるいは山籠り?

hagi2019/08/29(木) - 16:14 に投稿

今週は、なぜか対面の打ち合わせが何も入らなかったので思い立ってBooking.com(友人紹介クーポン付きリンク)で御嶽山の宿坊を2泊で予約、Workationした。

出発は火曜日の昼過ぎで、都内から御嶽まで電車で約2時間、そこからバス、ケーブルカーで御岳山まで行って徒歩(登山なみの登り)で駒鳥山荘に15時半頃にチェックイン。

駒鳥山荘からの眺望 駒鳥山荘からの眺望

 

荷物をちょっと整理して日の出山を散策。

仙台遠征

hagi2019/06/17(月) - 15:54 に投稿

一度訪問したいと思っていたノラヤが閉店するというので仙台を訪問した。今週で閉まってしまうのでギリギリセーフだった。

残念ながら店主以外の利用者はいなかったが、雰囲気はどことなくPaxCoworkingに似た感じで、もし自宅から近ければ定期的に訪問する場所になっていた可能性を感じた。少しお話し、自分の仕事をして約2時間半を過ごした。

ノラヤの店主のお奨めで近所のThe6も訪問した。古い6階建てのビルをリノベして住居とシェアオフィス、コワーキングを収めた興味深いスペースである。3周年記念のパンフレットを見るとドロップインの利用者が170名とある。私が訪問した時は数名の来訪者があった程度で落ち着いた感じだった。

私はほとんどフリーランサーのような働き方なので、在宅で大抵のことは済むが、人恋しくなる。コワーキングスペースは私にとっては憩いの場になる。やっていることは、普段と全く変わらないが、移働は楽しい。しかし、常連にならなければコワーキングの醍醐味は味わえない。ああ、帰ってきたと思えるようにならないとつまらない。

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コワーキングスペースとコミュニティ

hagi2019/06/17(月) - 14:22 に投稿

コワーキングスペースの先達はほぼ間違いなくコミュニティの重要性を強調する。しかし、アンケート等を取ると、利用者の選考基準としてはコミュニティに関する期待は大きくない。むしろ、話しかけられないスペースを好む人の方が多いという声を聞く。

Global Coworking Surveyでも、その傾向が出ており、CUAsiaでその発表があったときにはため息が出たともいう。

企業の従業員の場合はさらにその傾向は高そうで、無人で受付の人とも会話が無いほうが良いという希望、場合によっては受付の人に声をかけられるのが不快と考える人もいる。

コミュニティは、人の集まりなので、割とキーとなる多くの人とのつながりがある人が核になりやすい。その人がイベントをやれば、場所はあまり関係ない。全く関係ないわけではなく、居心地の良い場所とキーパーソンとの接点の組み合わせ、出席者の性質(性格、性向)が満足度に影響を及ぼす。

コワーキングスペースは、かなり認知度が上がってきていて、シェアスペース自身は珍しくなくなった。単なる作業場所であれば、自習室もあれば、タッチダウンオフィス、場合によっては喫茶店も候補となる。イベントスペースも選択肢は広がってきていて、安価なスペースから高機能なもの、ゴージャスな場所も選択できるようになった。

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寂しがり屋のノマドとコワーキングスペース

hagi2019/06/03(月) - 12:19 に投稿

先日CUASIAの報告会のパネルで、コワーキングスペースに行くノマドは寂しがり屋だという発言があった。

彼女の説では、寂しくないノマドも居て誰にも会わなくても全然平気なタイプの人もいるそうだ。しかし、私の知る限り、長期に渡って寂しさを感じない人はほとんどいない。

私は、今固定的なオフィスを持たずに働いているので、在宅もあるけれどある種ノマド的な働き方を行っている。つまらない事だが、ワークプレースでおはようございますと挨拶したり、仕事終わりにお先に失礼しますと言ったらお疲れさまでしたと答えが返って来るかどうかだけでモードが切り替わる。特に、誰かと話がしたいというわけではあまりないが、気分の切り替えがうまく機能しないと生産性が落ちる。私の場合は、モード切替のために何気ない話であっても会話のできる場所に足を運ぶ。コワーキングスペースやカウンターバー、カウンター喫茶はそういう場所の候補だ。オフィスワークをしていた頃は、基本的にはサードプレースは無くても困らなかったが、今の私にはそういう場所が必要だ。寂しがり屋である。

Communityという言葉

hagi2019/05/09(木) - 13:04 に投稿

コワーキングスペースでは、コミュニティという言葉が大きな意味を持つ。

Co-workingと書くと、語感として複数の企業等が同じ場所で働くという意味になり、シェアオフィス的なイメージとなる。Coworkingと書くと、異なる仕事をする人が同じ場所で働くという点では同じだが、そこにCommunityが存在しているという意味を含む。最近は、それが紛らわしいので、CoworkingをCommunity coworkingあるいはCommunity co-workingと書こうと言う人がいる。私は、Community coworkingという表現は良いと思う。

コワーキングスペース(Community coworking space)には基本的にコミュニティマネジャーがいる。コミュニティに責任を持つ人という意味だ。機能のマネジメントではなく、コミュニティのマネジメントを行うという考え方だ。Co-working spaceにはコミュニティマネジャーは必要ない。無人管理でも良いのだ。

このコミュニティという言葉が非常にやっかいだ。

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