2022年度でサードワークプレース研究部会を離脱し、結局2023年度はテレワーク協会との直接的な関係は発生しなかったので、今日協会専務理事と相談の上退会届を提出した。
あらためて振り返ってみると、『テレワークの動向と生産性に関する調査研究報告書』のP4にテレワークの経緯の第一期の記述で「『 INS実験』の一環として取り組まれていた経緯もあり、企業の経営戦略としてのテレワーク導入というよりは、むしろ、 INS と呼ばれていた新しいデジタル総合通信ネットワーク(のちのISDN に相当)の活用の可能性を探るための実験的な性格の強いもの」と書かれている。1984年からの3年間の期間で、私が前職シーエーシーに入社した当時の話。本当にわくわくしたことを憶えている。その頃夢見ていた未来は、行かなくても世界中の人と時間差なくコミュニケーションが取れて仕事ができるようになる形だった。インターネットに魅了された時期でもあり、人工知能の可能性にドキドキしていた時期でもあった。
それから約40年。テレワーク協会からの脱会は初心に戻ろうということだ。
また一つ区切りがついた。そういう歳なのだろう。