福音書で天使がマリアに受胎告知する記事はルカ伝だけだ。史実がどうだったのかはわからない。

気持ちとしては、メリークリスマスと良いお年をというものだけれど、受け取る人がそれを喜ぶかはわからない。とにかく、今年もここまで無事に来れたことに感謝したい。

結論から言えば、configuration schemaを見て、翻訳可能な要素を特定してその翻訳の値をデータベースに保管し、描画時に表示言語に基づいて表示を上書きする機能を持っているという事だ。

異国で病にかかると不安になるのだが、エストニアは私にとって単なる異国ではない。絶対に悪いようにされることは無いと信じていたので思いの外落ち着いて対処できた。

結果的に損失補填は得られてありがたかったが、消費したエネルギーは小さくなかった。類似の苦労に直面する人が出ないことを願うが、万が一のために記録を残しておこうと思う。

『主の道をまっすぐにせよ』と言う声を上げるのは洗礼者ヨハネの専権事項ではない。イエスの復活前後でよって立つ価値観は変わったが、人はその見える範囲でしか正義を語れない。今の時代に『主の道をまっすぐにせよ』が何を意味するかを今一度考えてみるのが良いのではないか。

イエスが来た後でも、「道を真っ直ぐにせよ」というメッセージは消えない。洗礼は免罪を意味しない。信仰告白の事実を振り返って、ふさわしい実を結ぶような道を歩み続ける覚悟をした日に立ち戻って今日を生きるのが肝要である。

経済成長は飢える人を減らす。戦争を経て豊かになった人々もいる。その恩恵を受けている人は時に権力の暴走に口を閉ざすが、油断すると破綻して多くの不幸を招く。よくよく目を覚まして起きていることとその向こうにある未来を見ないわけにはいかない。

神の裁きに耐えられるかどうかを思い悩むなとは言わないが、現実の社会で権力の犠牲者をどうやって減らすかを熱心に考えることを避けてはいけないと思う。

World Usability Day Estonia (WUD)は今年で15年となるイベントで、知人によれば、当初は本当に小さなものだったのだそうだ。企業がやるイベントではない有料イベントなのに、これだけ盛り上がっているものは日本ではそうそう見かけない。私はカンファレンスだけに出たが、その前に2並列でワークショップも2日間行われていた。本当にすごいことだと思う。