新興国は世界を変えるか

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新興国は世界を変えるか
本書は、科研費の「新興国の政治と経済発展の相互作用パターンの解明」の経験に基づいて書かれているので、著者の解釈によるゆらぎがあるとしても相当多くの人のレビューを経た研究成果に基づいているのが感じられる。最後の「何が必要か」の提言に向けて最初から読み切るのが良い道だと思う。

The Drupal Association Endorses the United Nations Open Source Principles

国連のオープンソース原則をDrupal Associationが支持表明した。DrupalConのような大規模イベントで資金を集めてオープンソースプロジェクトを強めていく時代はコロナの時期を経て終焉に向かいつつある。新たな、ビジネスモデルを追求する時期に国連のような特定の国家の支配下にない組織の動きは重要になるだろう。

新生活244週目 - 「イエスの祈り」

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Christ Retreats to the Mountain at Night (Jésus se retira la nuit sur la montagne) James Tissot
私はこの祈りが生前のイエスによって実際になされたとは思えない。しかしながら、生前のイエスが行ったことなのか、そうではないのかを気にする必要はないという考え方もある。意識的ではなかったが、私の場合それが受洗の原動力になったのだろうと思う。

新生活243週目 - 「新しい掟」

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Duccio di Buoninsegna: Maestà
栄光という言葉の原語はヨハネ伝で23回出てくるのに対して、マルコ伝では「中風の人をいやす」でしかでてこない。マタイ伝4回、ルカ伝9回と時系列とともに頻出化している言葉だ。言い換えれば、解釈補完が増加していった歴史がでていると考えることもできる。

共同幻想論

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共同幻想論
現代語訳の古事記、遠野物語を読んだ後だったから読みやすかったのかも知れない。先に、2書を読んでから共同幻想論を読むことをお奨めする。私は、その思想を受け入れる気持ちにはなれなかったが、読んで良かったと思っている。

新生活242週目 - 「ユダヤ人、イエスを拒絶する」

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Robert Prevost 2012 alternative
「イエスを拒絶する」保守派は自分が考える枠に外れるインフルエンサーを徹底的に弾圧する。枠にはまっていても権力への脅威は許さない。教皇というソフトパワーはイエスと同じくパラダイム・シフトの原点となる可能性を秘めている。