技術進化は限りなく国家主権を奪っていく

2021年9月25日の日経朝刊の『無観客五輪が開いた配信の扉』と『中国と仮想通貨を全面禁止』は私にとっては国際金融のトリレンマを意識させる記事だった。国家主権や興行主権はやがて失われるものだから、壁を下げる側に立つのが100年の計としては好ましい選択だと思う。

Safe Cities Index 2021

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Safe Cities Index 2021
改めて英文副題の"New expectations demand a new coherence"を読み直すと、「新時代の安心・安全を実現するためにはデジタル時代にふさわしい新たな規範が必要となる」という意味を持つのだろうと思い至った。直接目に見えないところで激変が起きている。物理的インフラや環境の重要性は失われることはないが、激変期を過ぎた時に安心・安全のレベルを決めるのは、デジタル・ガバメントの巧拙にかかっている。

日本の雇用を守るという宣言は未来がないと告白しているのと変わらないのではないか

守る側に入った主体の発言が大きく取り上げられるのは衰退の証なのではないかと思う。雇用を守るという呪縛を解き放せば、「夢」に向かう力は高まるだろう。制度としてのキーはやはり社会保障だ。
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2021年度のサードワークプレース研究会が始まった

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2016年度のレポートに収録されていたワークスペース世界観
2021年9月15日に日本テレワーク協会のサードワークプレース研究部会の第一回が昨日開催された。たくさんの新規メンバーに恵まれて感謝している。特に新しい方には年度末に参加してよかったと思っていただけるようにしたいと願っている。設立直前の2016年度の研究部会のレポートを振り返って、改めて将来を考えたら、新たな挑戦意欲が高まってきた。

ファストドクター株式会社は世界を変えるかも知れない

創業5年のベンチャービジネスだが、新型コロナの影響もあって、その存在感は極めて大きい。調べてみると、良い点もちょっと胡散臭いと思わる点もあるが、目指す方向性には共感できる。時代を変える力があるかも知れない。

2回目のワクチン接種が終わったので渡航制限を調べてみた

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予防接種済証
つらつらと、もし海外渡航するとしたらどんな感じになるだろうと考えていたら、やっぱり検疫(隔離)は大事に見えてきた。ただ、ウイルスを入れないことより、医療体制へのインパクトの大きさで判断するのが合理的に思えてきた。

新生活51週目 - 「ペトロ、信仰を言い表す~イエス、死と復活を予告する」

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この箇所は読みようによっては、ペテロの信仰告白とイエスの十字架への覚悟が同期しているようにもとれる。ペテロの告白によって、予言が可能となり、イエスの進む道も確定していく。そして、その意味するところをペテロは理解できない。後日、本当のところは分かっていなかったが告白しておいたよかったとペテロは思っただろう。多分、信仰告白はそういうものだ。ずっと後になってから、その人にとってどういう意味があるのかが明らかにされるのだと思う。