ライフスタイル
残酷な楽観性
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(世界征服や平等等の)実現できていない状態にある可能性への執着に、現実を直視せずに取り組めばなんとかなるだろうという楽観的な追求によって不幸を導くさまの残酷さをCruel Optimismという言葉として表現したと取った
令和ファシズム論
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筑摩書房の内容紹介で「「ファシズム前夜」を経験した、かつての日本とドイツに光を当て、両国がファシズムに屈した背景を、財政史という観点から分析。」とあるように、国家経済の視点で過去と未来について書いている。導入部から心を掴まれたが、「第四章 ファシズムの条件をさぐる――ドイツとの対比から」で背筋が凍る思いがした。なぜ英雄待望論に向かうかを財政から解き明かすアプローチの説得力は大きい
自衛隊に告ぐ
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香田洋二氏はテレビでもしばしば目にするし、明確な物言いが魅力的な人だ。彼が古巣自衛隊に意見する本を書いたということで読みたくなって借りた。期待以上の読後満足感があった。
移動と階級
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階級とか格差という刺激的な言葉を使っているのは読者に先入観を招く意味で危うい。「移動には格差がある」という主張はおかしくはないが、移動には対応する動機があり、希望充足で体験が評価されるので階級問題にするのはおかしいと思う
タリンの街の変化
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街がきれいでおしゃれに変わっていく。しかし、景観に石灰岩の壁が残されているのが美しい。かつての日本は大きいことは良いことだなどという勢いで効率重視だったように思うが、当地では開発がどんどん進みながらも、デザインが尊重されている空気感がある。
タリンの今年の変化
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11月にタリンで過ごす習慣が5年目を迎えた。毎年開発が進んで街が綺麗になるという変化は例年通りなのだが、ことしは、それとは違う変化が2つある。一つは、頻繁に軍人を見かけること、もう一つは雪がないことだ。