読書記録
共同幻想論
画像
現代語訳の古事記、遠野物語を読んだ後だったから読みやすかったのかも知れない。先に、2書を読んでから共同幻想論を読むことをお奨めする。私は、その思想を受け入れる気持ちにはなれなかったが、読んで良かったと思っている。
地球の測り方 宇宙から見る「水の惑星」のすがた
画像
東大地震研の准教授が書いた測地学の本なので、地図から考える人とは視点が違い、全球のモデル化に重点が置かれている。私が知りたいと思っていたことが多数含まれていて感動した。
世界最凶のスパイウェア・ペガサス
画像
P179の「自分の時間と能力を社会の利益に捧げることは、明らかに政治的選択であり、その選択を意識と誇りを持って受け入れるべきだ」という言葉が心に響いた。
遠野物語 全訳注
画像
遠野物語の存在はもちろん知っていたが、現代訳で読んでみると予想の範囲内のものだった。かつて栄えたと思われる廃墟を訪れるような感覚を味わうことができた。新谷氏の注釈が面白い。
口語訳古事記
画像
創世記を意識しながら、古事記を読んだら、ネフィリムの記述に類似性を感じた。独り神という記述は聖書にはなく、ずっと最初の神が今も活動している建付けになっている。古事記では、死ぬ訳では無いがいなくなる。だからどうというわけではないが読み物として面白い。
古事記学者ノート(コジオタノート)
画像
私が通った幼稚園は神社付属だった。柏手を打つことは当たり前のこととして受け取ったし、疑いも持たなかった。母が教会に通うようになり全く新しい宗教に触れ、教会学校に通うようになって多様な価値観の存在を知り、その価値を理解できるようになった。それでも初めて海外に出た1987年から20年を経ても日本は特別な国という呪縛からは逃れられなかった。今なら、冷静に記紀が読めるような気がする。
大学生・社会人のためのイスラーム講座
画像
大学の教養課程のテキストとしての利用はもちろん、プロテスタント教会はこの本をテキストとした勉強会をやったら良いと思う。わかりやすく宗教的ではない形で説明がされているのが良い。まず、知ることから始めた方が良いだろう。