政治

行政の電子化は最優先テーマとして良いと思う

hagi2020/09/20(日) - 12:55 に投稿
菅政権はデジタル庁を設立して、電子政府を進める考えだと書かれている。私は時宜にかなう動きだと思う。新型コロナが深刻な状況になった時に、東京都はいち早く新型コロナウィルス感染症対策サイトを立ち上げて情報提供側面で優れた仕事をしたが、情報収集側面では、厚労省のHER-SYSは現時点では所期の目的を果たしているとは言えない。情報管理主体が分散・重複しているのが主要な原因だろう。エストニアに見習って、デジタルアイデンティティの確立とOnce Onlyポリシーを採用すれば行政の電子化は進むと思う。電子政府の成功と総監視社会は紙一重である。総監視社会は安全への入り口で、その機密性が権力者や犯罪者に侵されるとディストピアが待っている。行政の電子化は最優先テーマであり、同時に主権者は権力の暴走に十分注意しなければいけないと思う。

国籍は自然人の属性でしかない

hagi2020/09/19(土) - 10:21 に投稿
2018年のタリン
デジタルアイデンティティはやがて世界共通の仕組みにならざるを得ない。マイナンバーは滅び、日本の電子政府への取り組みは今の延長線で考えていれば失敗する。一方、エストニアの行政モデルは世界のリファレンスモデルになるだろう。日本はエストニアのモデルを参考にしたのに、残念ながら人権優先の部分は採用せず、政府による国民支配に一定の制限をかけるだけの情報化時代前の古い法制を作り上げ、自縄自縛で給付金さえうまくまけなかった。 もう一度、エストニアの新しい制度・考え方に学んで、本当に良い未来を目指せたら良いと願っている。日本だけでしか通用しない制度に固執せず世界で通用する制度を作り上げたいものだ。工夫次第できっと良い未来を手に入れることができる。

強さへの依存から多様でしなやかな社会へ

hagi2020/09/18(金) - 10:45 に投稿
2013年のストックホルム
VOGUEの『政治もファッションも! より良い社会をつくるリアルな戦略。【北欧サステナライフ研究 vol.5】』という記事に「昨年末、フィンランド新首相にサンナ・マリーン社会民主党党首(34)が就任した。現職で世界最年少の首相となり、連立政権を組む5党の“顔”は全員女性。そのうち4人が30代だ」と書かれている。北欧はヨーロッパの中でも特別な地域としてブランドになっているが、それでもこの事実は衝撃的である。 北欧は、早い時期に少子化に直面し、持続可能性への取り組みが早かったように見える。地球温暖化など今までの強者優遇政策の向こうにある破綻が明らかになって来て、強さへの依存から多様でしなやかな社会への変革を望む声が大きくなってきている今、子育て世代の女性達に国の判断を任せるのは好ましいことに思える。

立憲民主党への合流で考える

hagi2020/09/10(木) - 23:33 に投稿
恐らく、この世の政治に決定版などない。今は世界中でポピュリズムの嵐が吹き荒れているが、衆愚政治を廃して合理的な判断をすれば多くの人が幸せになれると言うほどこの世は単純ではないだろう。ただ一つ言いたいのは、政治の世界にも独占禁止法に相当するルールが必要だと思うことだ。

日本の貧困 2

hagi2019/08/07(水) - 00:24 に投稿
SDG Goal10 Japan
SDGsのGoal11「人や国の不平等をなくそう」の高齢者貧困率が19.6%と悪化していて、OECDで下から9番目。さらに見ていくと、実は日本では高齢者は他国に比較して大事にされていない事が分かった。
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