ライフスタイル

心地よい空間について考えさせられる

シェアカルチャーの本質は、「サービス側が提供しきらないことの面白さ」、「明確に役割が区切られない状況を楽しむこと」という主張を読んで考えた。何らかの助け合いが必要で、それが難しくない空間が、心地よい空間となるのではないかと思った。

OAZO丸善は繁盛しているように見えた

今日、WeWork丸の内で打ち合わせがあったので、OAZOの丸善に久しぶりに寄ってみた。

月曜日の昼食時間でオフィスワーカーと思われる人がたくさんいて繁盛しているように見えた。何より、ビジネス書も技術書も新刊がたくさん刊行されているように感じられたのに驚いた。近年、書籍は持ち歩きや処分に困るので、特別な理由がない限り電子書籍に頼っている。

気になって、丸善のページを当たって見たら、現在は丸善CHIホールディングスという会社で主な販売事業は丸善とジュンク堂だった。いつの間にか同じグループになっていた。決算発表資料を見ると、店舗・ネット販売事業セグメント売り上げは前年比99.1%、営業利益は売上750億に対して3億円の赤字となっている。図書館や大学等がターゲットの文教市場販売事業セグメントが売上600億、利益31億で、販売事業全体では1350億、27億の黒字となっている。決して楽勝な商売には見えない。

場所の記憶

建築物や景観など、その時間、その場所でなければ感じられないものは儚く美しく貴重なものなのだ。場所の記憶は人を惹きつける。場所に縛られないライフスタイルを模索する時には、場所の記憶に丁寧に向かい合わないといけないと感じるのである。

Activity Based Workingはもう少し追い詰められるまで注目されない気がする

テレワークはやる気になれば、恐らく全労働の5割以上に適用できるだろう。そのキーワードとなると思われるのが、Activity Based Working(ABW)である。ただ、どうやらこのキーワードは、もう少し追い詰められるまで注目されない気がするが、私はABWに期待をおいている。

モバイルワーカーという生き物

かつて半年出稼ぎして半年寝て暮らすという働き方があったようだが、現在のモバイルワーカーはひょっとするとそれに似ているかも知れない。寝る代わりに旅に出る。モバイルワークだけで生きて行く夢を見ているのかも知れない。

20年あるいは15年という時の長さ

1940年前後に生まれた複数の方の自分史を聞く機会があったので、その方々の時代的背景を考えてみた。小学校に上がる頃に終戦を迎え、ほぼ初めから新しい教育を受け、20歳頃に60年安保関連デモで同世代の東大生の死を経験し、まもなく80歳になる。