古い家を出て新しい旅に出るといって3週目。福音のヒントを参照して過ごしている。年間第28主日 (2020/10/11)はマタイによる福音書22章1-14節。今回は、4つの福音のヒントの中で、これに注目したいというものが見当たらなかったので、どれかにこだわるのではなく、福音書間の比較から学ぶ姿勢を踏襲した。私はルカによる福音書の並行記事の「貧しい人、体の不自由な人、目の見えない人、足の不自由な人を招いてもまだ席があります」という書きぶりが好きだ。ルカの解釈では神はまず虐げられた人を大事にする。そして、虐げられた人を選んで救った後にまだ強者を招く余地があると主張していると取れる。そういう社会システムが構築できたら望ましいと思った。