キリスト教

新生活78週目 - 「悔い改めなければ滅びる」

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One of several tornadoes observed by the en:VORTEX-99 team on May 3, 1999, in central Oklahoma. Note the tube-like condensation funnel, attached to the rotating cloud base, surrounded by a translucent dust cloud.
新共同訳では「悔い改めなければ滅びる」という標題がついているこの箇所は、私には印象が薄くて、何を意味しているのかこれまであまり考えたことがなかった。しかし、読み直してみると「あなたがたも悔い改めなければ、皆同じように滅びる」は終末の裁きにおける滅びというより、無自覚のままならやがて例えば異常気象のような人災で総人類が自滅するという教えのようにに感じた。

新生活77週目 - 「イエスの姿が変わる」

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Transfiguration, by Raphael, 1520, unfinished at his death. (Pinacoteca Vaticana)
主の変容は、神々しいシーンを想起させる。でも、弟子たちがそこにいたのがモーセ、エリヤだと分かるわけがない。ラファエロの絵画は、16世紀の公認された解釈の一つと考えればよいのだろう。本当のところは今となっては分からない。その時、何があったのだろうか。

新生活73週目 - 「幸いと不幸」

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Church of beatitudes israel
一般に山上の垂訓の並行箇所とされているし、内容から見てもその考え方に異論はない。しかし、8項目を比較すると意外なほど違う。マルコ伝に並行箇所がないのも気になる。「神の国はあなたがたのものである」という言葉は「あなたがたは神の国の国民となる」あるいは「国民である」とは違う。あなたがたのものである神の国とは何を意味するのか考えてみた。

新生活72週目 - 「漁師を弟子にする」

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Sea_of_Galilee
今週も福音のヒントに学ぶ。今日の箇所は「年間第5主日 (2022/2/6 ルカ5章1-11節)」。「すべてを捨ててイエスに従った」という記述から、イエスに従うということはどういうことかを考えさせられる箇所だ。「恐れることはない。」という言葉が心に届くと人間の行動が変わる。

新生活71週目 - 「ナザレで受け入れられない」

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Panorama of Nazereth from Mt. Precipice
イエスは、正統性に価値を置かない。最たるものは血統である。神の恵みは血にも地にも無関係だと繰り返し説いているのだが、「あなたには特別な価値がある」という言葉を求める誘惑から誰も逃げられない。そして、不安が高まると少なくない人がその罠に堕ち、テロや戦争が起きてしまう。集団ヒステリーが起きている時になぜか「イエスは人々の間を通り抜けて立ち去られた」。