Drupal
Drupal International Federation Initiativeはハードルは高いが挑戦する価値がある
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Drupal AssociationのボードがDrupal International Federation設立を進めている。米NPOを分離して国際NPOを立ち上げ、現Drupal AssociationをDrupal International Federationの下で各国のLocal Drupal Associationと同格の存在にしようと考えている。極めて困難な活動だが、実現できればデジタル公共財としてのDrupalは飛躍的な進化を遂げるだろう
Group Membership Requestを使ってみた
既にDrupalサイトのアカウントを持っている人が、特定のグループに参加リクエストを出し、権限を持つ人がその参加を承認できるようにするものだ。
The Drupal Association Endorses the United Nations Open Source Principles
国連のオープンソース原則をDrupal Associationが支持表明した。DrupalConのような大規模イベントで資金を集めてオープンソースプロジェクトを強めていく時代はコロナの時期を経て終焉に向かいつつある。新たな、ビジネスモデルを追求する時期に国連のような特定の国家の支配下にない組織の動きは重要になるだろう。
このサイトをDrupal 11.1.6/ubuntu0.24.04.2 on GCPに移行した
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顧客向けの仕事なら、しっかりテストの時間を取って進めるが、割と雑に実施したらリリース後にswap問題で5時間程度ロストしてしまった。
Search API Japanese TokenizerをこのBlogに適用してみた
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Drupalのデフォルトの検索では日本語の文章はN(3)-gram(移動3文字をトークン・形態素)として扱われてしまう。そのため検索品質が低いし「東京」では検索できない。Search APIに対応した軽量の形態素解析プラグインがalpha版ながらリリースされたので、当Blogに応用してみた。
このサイトがDrupal 11.1.2で運用可能かチェックした
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結果としては、現行10.4.1から問題なく移行できることが確認できた。正式リリースがまだなのは、webformのみだが、ざっと触ってみた感じでは問題なく動作する。実際に、本番移行するのはもうちょっと先で、そのタイミングでgcpも新インスタンスに移行して蓄積してきた垢を落として気持ちよくなろうと考えている。
モジュールの動作理解にはVewsが有効(WorkspacesとContent Moderationの共存を理解する)
Drupal8はDrupal7からの互換性が希薄で、多くの離反者が出た一方、CoreでNode revisionが扱えるようになって高度なコンテンツ管理が可能になった。WorkspacesモジュールもContent Moderationモジュールもこのリビジョニングを使った機能拡張となっている。本稿ではViewsの機能を用いて、どのような形で、両モジュールが機能を実現しているかを探っていく。
New access policy APIについて熱く語りたい
本稿ではDrupal 10.3からCoreに組み込まれたNew access policy APIについて熱く語ります