古事記学者ノート(コジオタノート) 画像 私が通った幼稚園は神社付属だった。柏手を打つことは当たり前のこととして受け取ったし、疑いも持たなかった。母が教会に通うようになり全く新しい宗教に触れ、教会学校に通うようになって多様な価値観の存在を知り、その価値を理解できるようになった。それでも初めて海外に出た1987年から20年を経ても日本は特別な国という呪縛からは逃れられなかった。今なら、冷静に記紀が読めるような気がする。 タグ 読書記録 ライフスタイル 古事記学者ノート(コジオタノート) の続きを見る
大学生・社会人のためのイスラーム講座 画像 大学の教養課程のテキストとしての利用はもちろん、プロテスタント教会はこの本をテキストとした勉強会をやったら良いと思う。わかりやすく宗教的ではない形で説明がされているのが良い。まず、知ることから始めた方が良いだろう。 タグ 読書記録 ライフスタイル 大学生・社会人のためのイスラーム講座 の続きを見る
民主主義の死に方―二極化する政治が招く独裁への道― 画像 この書籍の推奨事項を私なりに一言で書けば、意見の違う人であっても、同じ人間であって敵ではないという原点に立てということだ。 タグ 読書記録 ライフスタイル 民主主義の死に方―二極化する政治が招く独裁への道― の続きを見る
善の研究 画像 善の研究を読んだ。善とは何か、宗教あるいは神とは何かは、私にとって重要な問いであり、本書の論理展開は参考になったが、残念ながら新たな発見は得られなかった。それでも、読んで良かったというのが素直な感想である。 タグ 読書記録 ライフスタイル 善の研究 の続きを見る
ユダヤ人の歴史 画像 本書を読んでみて、私のユダヤ人像は大きく変わった。ユダヤ人と言うと富裕層が想起されるが、2013年の時点では、貧困率ではOECD34カ国中最悪の20.9%。旧約聖書ではエジプトで奴隷だったところから出エジプトしてカナンの地に国家を構築したことが書かれている。独立が得られていた時期は長くなく、ずっと多数の人が貧しかったのだ。 タグ 読書記録 ライフスタイル ユダヤ人の歴史 の続きを見る
ウクライナ全史【下】 画像 本書を読んで、為政者から見た歴史ではなく、民から見た多様性のある歴史記述の厚みが将来を決めるのではないかと思った。日本(の民)も油断大敵である。 タグ 読書記録 ライフスタイル ウクライナ全史【下】 の続きを見る
『バルトの光と風』は1999年の訪問に基づいて書かれている 画像 1999年を思い出すのは結構難しい。大きく変わったこともあり、ほとんど変わっていないこともある。 タグ Baltic countries Estonia 読書記録 ライフスタイル 『バルトの光と風』は1999年の訪問に基づいて書かれている の続きを見る