Drupal Association Co-Founds the Open Website Alliance

Drupal Association Co-Founds the Open Website Allianceという記事が出た。

Open source is not just the future of software, it is the present,” said Tim Doyle, CEO of the Drupal Association. “At a time when some market forces are pushing solutions that require users to sacrifice ownership of their data, we know that open source offers a better way. Through this alliance, we can help promote, educate, and inspire end-users to take back control of their software, their data, and their own words. Together we can build a better web.

オープンソースはソフトウェアの未来というだけでなく、現在なのです。「一部の市場原理が、ユーザーにデータの所有権を犠牲にさせるようなソリューションを推し進めようとしている今、オープンソースがより良い方法を提供していることを私たちは知っています。この提携を通じて、私たちはエンドユーザーが自分たちのソフトウェア、自分たちのデータ、そして自分たちの言葉のコントロールを取り戻すことを促進し、教育し、鼓舞する手助けをすることができます。私たちは共に、より良いウェブを構築することができるのです。

訳はDeepLそのままを掲載したが、ポイントは「データの所有権」にある。SNSは便利で、FacebookやXを使って発信すればこのブログで発信するより遥かに多くの人の目に触れることができる。このブログは、Google Cloud Platform上にDrupalを立ち上げて動かしていて、広告を掲載している関係で、運営費はゼロ、若干広告収入でプラスになっている。別に儲けることを意図している訳では無いが、なんだか僅かな広告収入でももらえると嬉しくなるから怖い。

私は「自分たちのソフトウェア、自分たちのデータ、そして自分たちの言葉のコントロールを取り戻すこと」はとても大事だと思っている。いつでもGCPから他のサーバーに移せるようにしておきたいと思うし、自分の直接的な知り合いの助けを借りるだけで多くのコストをかけずに情報発信チャネルを確保し続けたいと考えている。同時に、そんなことはIT専門家の特権で自分には遠く手が届かない世界だと考えている人にも、自分には金があるから金を払って解決したいと思う人にも、よく考えて欲しいと願っている。もちろん強制はできないが、「自分たちのソフトウェア、データ、言葉のコントロールを取り戻すことを促進し、教育し、鼓舞する手助け」をしたい。それは、お金や権力におもねって手放してしまうと、気がついた時にはとんでもない事態が発生してしまう歴史を知っているからだ。自由を手放すことの代償は大きい。

現実には、稼げない状態では社会的な影響を及ぼすのは難しいが、一人ひとりは微力でもやれることはある。

コワーキングも宗教もあるが、個人の尊厳を大事にするために活動したいと願っている。

※画像は、drupal.orgからキャプチャしたもの

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