土曜日に森に行ってきましたでフィンランドに入国したので、Visit Japan(以前Visit Japanに好感という記事を書いた)の立ち寄り国を変更しようと思ったら、やり方が分からない。問い合わせたところ、
検疫手続確認センターでございます。
ステータス表示が「審査完了」となりましたら、入力内容の訂正はできません。ファストトラックの審査完了後、質問票の入力内容の訂正を行いたい場合は、
Visit Japan Webの「入国・帰国の予定を登録」で新たに予定を作成し、検疫手続(ファストトラック)から登録をやり直してください。<問い合わせ内容>
滞在国をオランダとエストニアと記入したのですが、フィンランドを日帰り訪問しました。その記述内容の変更手続きがわかりません。検疫手続確認センター
Quarantine Documentation Center
という答えが帰ってきた。結局一からやり直しで、パスポート写真の再アップロードで少し待たされ、接種証明書の再アップロードで少し待たされ、税関申告書ももう一度入れることになった。インタフェースが変わっていて、余計なお世話と思われる部分もあったが、前のことを知らなければこんなものかと思う範囲だ。
スマホでアクセスするとアプリが登録された。前の登録内容を消去する機能は無いようだ。まあ動けば良いが少し残念な感じがする。かかった時間はほかごとをやりながら約1時間と迅速だった。
古い方も青のまま
もちろん申告は正直であるべきだが、シェンゲン圏だとパスポートコントロールもないから、調べる気になれば調べられるだろうが、黙っていてもわからないだろうと思う。公衆衛生に関わることなのだから、使った交通機関のトランザクションは全部eIDに結び付けられても良い気がする。問題は、そのデータが本人の合意なく目的外に用いられることはあってはならないことだ。
行政の信頼が問われるが、ICTで解決できることも多いだろう。私は、全てのトランザクションがeIDに結び付けられるべきだと考えている。同時にeIDと結び付けられたレコードが本人の合意又は法執行機関による適正な方法で提供された場合は、何が開示されたのかを全て本人にわかるようにして欲しいと思う。
もちろん、自分の行動が記録されることに嫌悪感を感じる人はいるだろうが、感染症で失われる命や健康被害は、少なくできる方が良い。どうやって、プライバシーを守りながら事実情報を集めるかはもっと真剣に考えられて良いと思う。
Visit Japanは、それ以前より格段に良くなったと思うし、技術を活用して利便性が上がるのは大歓迎。デジタル庁Good Jobと思っているが、もっとグローバルにユビキタスになればよいのにと思ったのであった。船に乗ればアプリのインストール、電車に乗ればアプリをインストール、ホテルも航空券もみんなアプリだ。ウォレットがあればアプリがなくてもなんとかなり、それでいてより安全な時代の到来を期待したい。そろそろWeb3が動き始めても良いのに、と思う。