FBからの転載加筆
先週の日経で「低得点層、じわり増加 OECDの15歳学力調査」という記事が出ていて、嫌な印象を持った。元ネタのPISAの記事にあたった。
Students’ proficiency in computational problem-solving, 2025のグラフはレベル2とレベル3の境を0として配置していて、OECDでは、この比較でも日本がトップとなっているが、それでも水面下が17%ある。つまり、約6人に一人は考える仕事を任せられないということだ。中国は10%。レベル6は日本が25%で中国は20%。つまり、すごいレベルの人が日本では4人に1人、中国では5人に1人。
でも、イスラエルは水面下が5割を超えていて、かなり厳しい。優秀なイメージがあるが、半数はかなり苦しい人で湿られているということだ。
私は、日本の強みはこの水面下の比率が低いことにあったと考えている。もちろんレベル6も大事だが、ほとんど全ての人が使える人というのが強みだったと思うのだ。
ちなみに米国は3分の1が水面下。日本は情報ソースにあたる力がOECD平均を下回っている。
水面下の比率が高くなれば、理屈が通じなくなり、Fake Newsへの体制がなくなれば、扇動に弱くなる。
OECD全体で危うくなりつつあることがわかる。日本はまだましなのだが、楽観できない。
※画像は、PISAの本文でのグラフ。こちらでは、レベル1とレベル2の境を0として配置している。この比較だとエストニアが日本の上に来る。中国はともかく、シンガポールのレベルの高さは印象に残る