移動の自由が恋しい

半年前に「7月に欧州で移動の自由が復活した時にEstoniaに行っておけばよかった」を書いた。

昨年は、GCUCが中止、エストニアツアーを延期、Coworking Europeが中止で、ついに20数年ぶりに海外に出なかった年となった。延期されたCoworking Europeは昨年と同じくウイーンとブラチスラヴァで12月頭に開催される予定だが、予断は許さない。とは言え、ほぼ4ヶ月前になったので、宿を探してみたが、正直に言ってワクワク感がない。11月には恐らくワクチン効果で免疫は活性化されているだろうし、リスクは許容可能と評価することもできなくはないと思うが、どうも楽しい旅程が想像できない。ここしばらくのCoworking Europe Venue+2ヶ国もどうもピンとこない。

気持ちとしては、バルカン半島のコワーキングスペースを訪問したいのだが、今ひとつ乗りが盛り上がらない。オリンピックではコソボは2つの金メダルを取っていることもあって行ってみたい気もするし、一昨年にアルバニアの人と知り合ったのでそのスペースに行きたい気もする。しかし、何だか幸せな時間が続くことが想像できないのだ。

他の記事でも書いたが、新型コロナ前の世界は戻らない。新型コロナだけを問題とすれば、3年以内に安価な簡易自己検査と傾向錠剤でほぼ10割が乗り越えられる未来が来そうな気がするが、それだけでは済まないだろう。保健所のような地味な活動が評価される社会が未来を形作ることになるのかも知れない。

とは言え、ぎりぎりまで粘って可能であれば対面で旧交を温めたい。