萩原高行さま
萩原さんがそのような思いに固まっているのであれば、難しいと思います。同様に、わたしも6月以降の、議論以前の、激しい中傷や脅しの言葉によって破壊された信頼を修復するのはやや難しいと思っています。
わたしは、昨年の「事件」をたどり直すつもりはありません。昨年6月以降に説明した以上のこと、そして今回のやり取りの開始にあたり萩原さんのブログを読んだ前後の説明以上のことはないからです。それより、なぜ萩原さんがいきなり暴挙に出られたのか、の方が疑問でした。総会決議云々という法的形式的なことが原因とは思えないのです。なぜなら、明らかに問題はあまりに小さいことなのです。萩原さん以外だれも、7日ことを問題にさえしないのです。わたしは、コロナに対する認識の違い、佐分利さんとの確執のようなもの、あるいはより個人的な動機もあるのだろうか、と想像したりもしました。
しかし、お書きくださったように萩原さんがご自身の平穏な教会生活が壊されたと感じたとすれば、そこまで思いが至らなかったことは私の鈍さです。わたしは、あなたの深刻な思い詰めまで想像できなかったということです。それでも、あのような深刻な中傷や恫喝はあってはならないと思っていますが。
わたしは、さきに理解の一致を見たこと、つまり総会決議取り扱いにそって生じた事態であったと、事後的であるとしても、互いに了解することで仕切り直すべきと考えます。そうでないと、あなたの行った過激な発言、あるいは宣言を看過することはできなくなるからです。
お便りから、すでに感情的になられているように私には感じられます。わたしは、しばらくメールでのやりとりは止めたいと思います。コロナが落ち着き、顔と顔をあわせて話すのでないと、まっとうな理解が得られないからです。もちろん、私もまた感情的に反応しそうだからです。正直、これが一番怖い。せっかく理解が一致できたので、今は留めるのが次善の策と思います。私自身が、冷静さを取り戻したいのです。
金井美彦