萩原高行さま
おはようございます。お便りありがとうございました。
私としては誤解について説明しているので、もしわからないとなると、そこでいったん立ち止まるのが良いと思います。
改めて萩原さんの解釈を提示されましたが、前回申し上げたとおり、これまでのやり取りと、私の表現は私の表現として、萩原さんの理解する総会理解を並立させて、現状こうである、というところで他の皆さんの意見を聞くのが良いと思います。
率直に言って、萩原さんの理解は相当変わってきたと思っています。私から見ると、総会決議絶対主義から相当離れたように思います。それゆえ、共通点がほとんどと思います。
なお、萩原さんは常に命題の連続で思考されていますが(つまり、主体抜きで)、私はある命題を、取り扱う主体の側から考えています。表現の仕方の違いは多分、そこに由来します。私は私の表現で書くのです。つまり、総会決議の扱いについてこう判断するという私の考えを述べているのであって、本来こうなるはずだ、こうあるべきた、という一般論を語るつもりがないのです。萩原さんは残念ながら、(私の見方ですが)これらの命題(定理)ならこうなるはずという思いがあるので、そこからはずれることがない。だから、イエスかノーか、0か1かの問に常に還元なさる。それは私はとても危ういと考えます。
それゆえ、繰り返しになりますが、表現の仕方は重要であるため、議論と合わせて併記し、皆さんと共に考える参考資料にしたいですが、ひとまず、この間の経緯について役員会に報告だけしておきます。
金井美彦
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