萩原高行さま
こんにちは。お便り読みました。
当初から原則の理解に違いがあると思っておりました。総会は「最高議決機関」かもしれませんが、そこで決議されたことがそのまま規則になるわけではなく、その後に役員会で規則化を議論し、さらに総会を経て、その後法的拘束力をもった規定になると考えられます。
つまり、国会決議や国連総会決議と同様、それ自体は必ずしも法的拘束力を持たないが、当然決議である以上、尊重義務はあるという理解です。
しかし、私も去年3月の決議は尊重義務より法的拘束力が強いと思いましたので、オンラインに繋がれない方の不利益より、決議を優先すべきと考え直しました(もちろん、萩原さんのご意見を尊重した)。ただ、礼拝再開をお知らせした手前、事後処理として、閉鎖を解除し、私が会堂にいて配信し、あわせてオルガニストの臨席を認めたのでした。萩原さんもそこまでは了解された。つまり、閉鎖の解除は役員会の合意でした。もちろん、決議の無視というようなことではなく、尊重を前提にした決断でした。
その後、礼拝再開か否かが問題になりましたが、この問題以前に、閉鎖の解除自体の是非をめぐる理解の齟齬があるというのが私の思いです。
さて、役員の皆様へのお便りですが、よろしいと思います。お気持ちをお伝えください。
前向きに進んでいけるよう、改めて祈ります。
金井美彦
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