ICCの話

【基礎の基礎シリーズ】ICC赤根所長に対するトランプ政権の制裁について、これだけは知っておきましょう が経緯を知るうえではわかりやすい(ただし、要登録)。

文春の反応【赤根智子所長よりコメント発表】は早かったと思う。ICC赤根所長に対する米国の制裁:日本政府が行うべき三つのことのように政治問題として扱う動きは多い。国民民主の玉木も早速動いているが、ポピュリスト丸出しで読むに耐えない。

ICCに関しては、Wikipediaの日本語版英語版がある。英語版にはHistory段落があってわかりやすい。その書き出しは、「国際犯罪で告発された政治指導者を裁くための国際法廷の設立は、第一次世界大戦後の1919年のパリ講和会議で責任委員会によって初めて提案された(Google訳、以下同様)」とある。その時には条約は発効していない。日本人にとっては、極東国際軍事裁判は忘れることのできない歴史だと私は考えている。私は、昭和天皇も戦争犯罪人だったと考えている(既に戦争犯罪人でないことは確定していることを否定しているのではない)。右派に騙されていたのも事実だろうが、責任にある立場の人はいかなる理由があってもその責任を逃れることはあるべきではないと思っている。一方で、天皇制が維持されたことの恩恵は極めて大きかったと思う。現実を見据えれば、天皇が戦争犯罪人にならなかったのは良かったと思うが、天皇制が維持されたことによる副作用は大きい。権力を指向する人は等身大の人間では決して勝てない旗を必要とする。今の日本は、敗戦で得られたせっかくの機会を棒に振ろうとしている。

ICCが公平であることは難しいだろう。また、独立を「価値観自決」と考えれば、条約が大きく力を持つことを否定したい気持ちはわかる。自分の生まれた国、あるいは愛着を感じる地による認知バイアスは避けがたい。

ICCは前途多難だと思うが、よりよい未来を導くための挑戦は継続してもらいたいと思っている。

蛇足になるが、力に頼る安倍・高市的な勢力はICCは邪魔だろうが、現赤根所長は安倍時代の2016年頃に最高検察庁検事兼・国際司法協力担当大使になり、2018年にICC裁判官になっている。いずれも安倍政権の頃だ。何か理由があったのだろうが、よく分からない。後任人事に関心があったのかも知れない。

ICCにも人種差別的と評価する声があり、誠実な肌の白い人にも気がつけないことはあるだろう。日本人は白人ではないことでICC所長になったというのも現実だと思う。でも、それはそれで良いのだ。

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に好感する。人に依存しない制度を高めていくことで社会は進歩すると信じている。

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