FBから加筆転載
Israeli soldiers raid, order closure of Al Jazeera office in Ramallah に衝撃を受けた
アルジャジーラはイスラエルがパレスチナの地ヨルダン川西岸の同社オフィスに立ち入って、報道の禁止と45日間のオフィス閉鎖を命令したと書いている。事実であれば、許しがたい。
今年の4月にNYタイムズがNetanyahu Says Israel Will Shut Down Al Jazeera in Israelという記事を出していた。
イスラエルを滅ぼし尽くせと考える人も増えるだろう。
今回の一連の事件のきっかけとなったのはハマスだが、ある意味で虐待されてきた農民一揆と近いものがあった。イスラエルの動きを見ているとパレスチナの人々を(以前から)人間扱いしていない。国民がかつての日本の鬼畜米英扇動と同じ罠に堕ちたのだと思う。もう限界を超えてしまっているように見え、公正な選挙をしてもネタニエフが選ばれる可能性が否定できない。ナショナリズムに火が付けば消火は容易ではない。
ナショナリズム扇動から覚めれば、同じ人間であることを理解できるのだから、どうやれば冷静さを獲得できるのか知恵を絞らなければいけない時期なのだと思う。
これまでに殺害された記者の中には熱くなって偏向報道をした人もいたかもしれないが、この記事を読む限りアルジャジーラの編集部は冷静さを保っているように感じられる。
淡々と事実を伝え続けてもらいたいと思っている。
※画像は冒頭のアルジャジーラの記事から引用させていただいた(webpからjpegに変換)。