Freeのgmailから家庭用workspaceに移行して感じたこと

個人用Google Workspace Enterprise EssentialsをBusiness Standardに切り替えて、FreeのGmailを統合中で、書いた通り。移行プログラムでgmailのデータを移行している。移行後は広告が入らないので快適だ。6日目で11万件中7万件。新しい方から始まり2014年頃まで進んできている。

移行してみてわかったことは、前回書いた通りロケーション履歴が対象にならないこと、Keepも対象にならないことだ。

ブックマークは割りと簡単に移行できるが、パスワードマネージャーやお支払情報、住所は垢も溜まっているので移行は検討しないことにし、その影響を受けて移行したブックマークはパスワードマネージャーにデータが入っていないことで思ったとおりに動かないケースが出た。また、Chromeで複数のGoogle Accountを切り替えるものの、gmailはworkspaceアカウントで新gmailと旧gmailをタブで両方表示させるほうが便利。mail.google.com/mail/u/0、mail.google.com/mail/u/1といった番号がつくので、どのGoogleアカウントでブラウザを立ち上げているかで同じブックマークでも挙動が異なる。

私の場合は、当分個人用gmailを解約するつもりはないので、そちらのgmailに新たなメールが届いていないかを毎日チェックして、必要があればメールアドレスの変更を依頼することになる。ほとんどの相手には、学会の転送サービスのアドレスを教えているので、今のところ素のgmailアドレスに来るメールはほとんどないので、1日に2〜3件程度しか飛んでこない。

自分でDNSを取っておくのは結構意味があると思う。家族でもグループでも使える。将来Workspaceを解約した場合でもメール等の切り替えを(一定の知識があれば)自分でできる。名前とサービスの分離はとても重要だと感じた。転送サービスを利用している学会から退会しても問題ないようにいずれ、転送サービスから独自ドメインへの切り替えを進めようと思う。ただし、ドメイン名が長いと面倒だしミスタイプのリスクがあるから、もう一つ適当なドメインを取得しても良いかと思っている。ちなみに、現在のドメインには年間約2,000円払っている。

feedback
こちらに記入いただいた内容は執筆者のみに送られます。内容によっては、執筆者からメールにて連絡させていただきます。