時間に余裕ができれば社会に影響を及ぼすことができる

日経新聞の『都内65歳以上高齢者 311万4000人に増加』を引用して書いたFacebookの記事を転載、加筆。

都内の65歳以上の高齢者(日本人)は23.5%。ほぼ4人に1人。私も1年少しでそちら側に入る。どう社会参加していくのが良いのだろうか。

若い時は、金を稼いで早く仕事を終わりにして悠々と過ごすのも良いと思っていたこともあったけれど、今はそんな風には考えられない。人それぞれだろうけど、目標を見失うことなく一歩一歩歩みを進めたい。

仕事から離れれば、可処分時間は増える。そのできた時間を何に使うかを考えると、23.5%の影響は大きい。歴史修正活動に参加する人もいれば、ヘイトデモに参加する人もいる。扇動者は別としても、参加する人一人ひとりは概ね善意に基づいて動いているのだと思う。その力がどういう方向に向かうかで、社会の未来は違うものになるだろう。

身内中心指向に陥ることがないように高齢者を支える制度が必要なのではないかと考えている。

以下は追記

年金を受け取るのは権利だが、社会の一員であることに変わりはない。離職しても社会を良い方向に成長させるという市民としての義務が免除されるわけではない。視野が狭ければ身内ファースト、東京ファースト、偉大な日本を取り戻すといった誘惑の罠に落ちる。世界中の全ての人の人権を願う以外に幸せな未来が来ることはないと私は思っている。

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