父がなくなったのは、ほぼ2年前。コロナが始まった春に施設に入ってから半年強だった。
その間に2020年6月7日問題が発生して、母が予定した墓地をキャンセルし、母も妹もプロテスタント教会からカトリックに巣立っていった。本人が希望したことだから異論はなにもないが、先のことはわからないとは言え、恐らく同じ墓に入ることはないだろう。
牧師と責任役員2人の慢心から始まった悲劇とも言えるが、それはそれとして前を向いて進もうと思う。次の日曜日には砧教会の礼拝にリアル出席しようと思っている。過去をチャラにはでいないが、民事訴訟の和解は成立したのだ。私は共に歩む道を探し続けようと思う。「真実」は常にキーワードだ。過去山のような守れなかった約束や、弱さで嘘をついた記憶は無数にあるが、記憶にない不品行はその10倍ではすまないだろう。区切りをつけたら、前を向く。それは過去を忘れることではない。