TransferWiseで米Citiの個人口座あての経費精算を行ってみた

以前、TransferWiseとみずほビジネスデビットの組み合わせという記事を書いた。その時は見送ったのだが、300USDのUS citibank宛の経費精算を、やはりやってみようと思って方法を考えた。実質的なオプションは以下の最初の2つ。

  1. TransferWiseで送金を定義して、みずほから振り込む
  2. みずほからTransferWiseに円貨で資金移動しておいて、そこから送金する
  3. 個人の米Citibankと紐付いたPaypalにビジネスデビットで送金する

為替レートはTransferWiseまかせなので条件に変化はないが、手数料は大きくことなる。方法1を選択した場合は、合計1,996円(内みずほ送金手数料440円)となる。実際に行ったのは方法2で、まず10万円をTransferWiseに資金移動(みずほ送金手数料770円)、その後そこから300ドルをCitiに送金(TransferWise手数料301円)で送金手数料は合計で1,071円となった。結果的にTransferWiseの残高が68,050円となったので、300ドルの送金に要した円貨は31,950+770=32,720円となった。正確にはTransferWiseの口座残高があるので、770円の32%が本質的な手数料だから、送金手数料は1,000円を割っている。みずほから直接送金すれば最低手数料が5,000円だから、確実にお得である。しかも、着金は2月5日で日付としては同日であった。

ちなみに取引日の2月5日のOandaのTTBは、105,309806(2/4)でTransferWiseのレートは105.495025なので0.18%負けているが十分良いレートだと思う。

2月8日には、Zoomの会費をドル建てで168.49ドルをビジネスデビットで17,950円で支払ったが、当時のOandaレートは105.420379で、ビジネスデビットでは108.860452だから3.26%負けている。とはいえ、差額は200円未満だから、TransferWiseのデビットカードを使ったとしてもほぼ変わらないだろうと思う。