多かれ、少なかれ、宗教団体はカルトだ。
少なくとも代表者の金井美彦氏から事実に関する表明を私は一度も受け取っていないのに「すでに何度もお伝えしている通りです」だそうだ。真実がないから、言い開きできないのだ。説明できるなら、そのまま再掲すれば良い。この絶縁状は、私に対する配慮だそうだ。金井美彦氏は、事実表明に関して自分は決して表に出てこない。ほころびがでるのがプライドが高くて耐えられないのだろう。今は、取り巻きに守られながら怯えている小心者だ。どこぞの政治家と変わらない。当面は、事実ではなく虚勢で勝負するしか彼の選択肢はない。事実を認めてもプライド以外何も失うことはないのに。
これまで聞いてきた金井美彦氏の説教は今でも比類なく素晴らしかったと思っている。独裁者の罠に落ちてしまったことを心から残念に思う。自分の王国を守りたければ守れば良い。私は、いつかまたともに歩める日を望むが、周囲で意見をくださる方は、可能性はゼロだと言う。それも現実だろう。このレターにあるように、「家族で意見が割れるなら、家族を取るか砧教会をとるか、お前らで考えろ」とのたまっている。金井美彦氏に跪かないものは、人間として認めないという宣言に他ならない。良く、牧師がそんな書簡に署名できるものだ。残念ながら、それが現在の砧教会である。
まあ、リーダーが独裁の罠に陥れば、自己保身のためには愛などどうでも良くなるのだ。取り巻きがリーダーを狂わせる。わかりやすいことに、その主犯が筆頭に署名している。私こそが砧教会を守るものとでも自負しているのだろうか。私にあなたこそが総会決議違反を決定づけた人だと糾弾されたのを聞こえてもいないのだろう。
私が、事実と異なることを主張しているのであれば、その証拠を示して否定すれば一瞬で解決するのだ。それができないから、こんなしょぼい絶縁状を書くことになる。金井美彦氏は、私が出会った中で一二を争う能力を有する牧師だった。ここで、踏ん張って真実の世界に生きていただきたいと願う。
恐らく、まもなく私の真実を求める戦いは実利を失うだろう。そうなれば、戦い続けなければならない理由はなくなる。9月はそう思って、離れる決断をしたが、父の死と母の判断によってかつての離れる決断が甘かったことを思い知った。多分、一度実利的な意味が無いと感じられたとしても、教会との関係はそうそう簡単には切れないのだろう。それは、この署名者8人が願っても恐らく無駄なあがきだ。今の彼らにはその意志はないだろうが、本質的には、ともに歩む道を探す以外にないのだろうと思う。周囲はみな否定するが、わたしは、きっとそういう日を迎えられると信じている。