有事の経営(経営者)

振り返れば、社会に出てから、いつも有事だったと思う。

バブルもあった。9.11前のインターネットバブルもInternet 2.0もあった。関西でも、東北でも震災があって、何もできなかったというより、何もしなかった。リーマンショックがあり、マンハッタンではAF1が撮影飛行をしていたし、まさかの日本企業が海外から買収されたりした。

平時も有事も、見る人の見える世界でしか無い。ただ、新型コロナは恐らく80年代、90年代のWeb台頭と同等のインパクトがある。20年後に振り返った時にきっとそれがどういうことだったのが像を結ぶだろうと思う。もし、振り返ったら、だけど。

経営(経営者)は、仮設を立てて張っていくしか無い。行動を起こすまでに残された時間は意外と少ないような気がする。

写真は、2014年にヘルシンキからついたタリンのハーバー。