2013年に『「誰もが場所にしばられずに協働できる社会の実現」がユビキタスライフスタイル研究所のミッションです』と決めて創業した。当時は、簡単な成功を信じていた。自分を大きく過信していた。夢は夢だった。しかし、そして、今8年目になったのにまだ生き残っていることに感謝している。
ビジョンに続くメッセージは『まずは、急拡大を続けているコワーキングスペースを中心とした共用ワークスペースに注目して、企業・団体にも生活者にも関連サービスを提供する事業者にもメリットのあるサービスの実現のために研究開発を進めていきます。長期的には、「ユビキタスライフスタイル研究所」という社名に込めたようにワークスタイルにとどまらない生き方そのものの向上に資する働きをしたいと願っています』と書いた。
今、COVID-19が世界中で猛威を奮い、ユビキタスどころか家からちょっと離れるのにも困難を伴う状況にある。
しかし、少し引いてみれば、Estoniaはe-residencyを始め、SDGsも広く知られるようになった。暗い面だけにとらわれず、明るい面も含めて見れば、確かに世界は素晴らしい方向に向かっている。風が吹いているとか、吹いていないとかではなく、自分を信じて、理想を追い求めて、追い求め続けて、新しい一年を過ごしたい。