2021/04/23 10:33

金井美彦様

 

メールありがとうございます。まず「一方、萩原さんは総会決議を絶対的な法と理解し、全面的な対決に打ってでられた」と思わせるような行動があったこと、その未熟さをお詫びします。

 

やはり、理解を文として明確にしないと論点がぶれると思われますので、以前にお送りしたものを表題および関連語句を修正の上、再送します。

どうか、修正案をご作成いただきたくお願いします。一旦、参考の教憲の引用は落としておきました。

 

表題:教会総会決議の取り扱い(案)

2020年4月XX日に金井美彦と萩原高行は以下のように教会総会決議の取り扱いに関して理解の差異があることを確認した。

金井美彦の理解

主文:総会決議より牧師を含む役員会の判断が優先する
総会決議の位置づけ:総会は総会参加者の間の取り決めを行う会合であって、議決は神との契約とみなさない
ただし、任命解任に関する決議は牧師は総会決議を覆すことはできない
加えて、牧師は総会決議を尊重しなければならない
尊重にあたって、役員会の多数意見は会員の意見を代表できる
(会員、役員から異議が出ても取り上げるか否かは牧師が判断できる)

萩原高行の理解

主文:総会決議は教会の総意を規定するもので、新たな総会決議以外で確定済み決議を変更することはできない
総会決議の位置づけ:総会は主の臨在を前提として教会の総意を決する会合である。議決が成立すれば人の手を離れて神との契約となる  
ただし、牧師は総会決議に反する場合でも牧師として必要と考えて総会決議に反する行動を取る場合があることを許容する(決議は無効化しない)
加えて、会員は牧師の信仰的な判断を尊重しなければならない
異論が出た場合には、教会総会をもって判断しなければならない(牧師、役員会に拒否権はない)

 

以上

 

個々の意見の違いを都度やりとりすると私が感情的になってしまう危険があるので、この時点でのコメントは控えさせていただきます。

並立性をどう文書化するかを含め、ご検討をお願いします。

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