金井美彦様
頂戴しましたご返信の内容に従って理解を取りまとめた文章を改定しました。お互いの立ち位置は明確になったように思いますが、以下の表明(敬称略)に合意いただけますでしょうか?
表題:教会総会の総会決議について
2020年4月13日に金井美彦と萩原高行は以下のように総会決議に関する理解の差異があることを確認した。
金井美彦の理解
主文:総会決議より牧師を含む役員会の判断が優先する
総会の位置づけ:総会は総会参加者の間の取り決めを行う会合であって、議決は神との契約とみなさない
ただし、任命解任に関する決議は牧師は総会決議を覆すことはできない
加えて、牧師は総会決議を尊重しなければならない
尊重にあたって、役員会の多数意見は会員の意見を代表できる
(会員、役員から異議が出ても取り上げるか否かは牧師が判断できる)
萩原高行の理解
主文:総会決議は教会の総意を規定するもので、新たな総会決議以外で確定済み決議を変更することはできない
総会の位置づけ:総会は主の臨在を前提として教会の総意を決する会合である。議決が成立すれば人の手を離れて神との契約となる
ただし、牧師は総会決議に反する場合でも牧師として必要と考えて総会決議に反する行動を取る場合があることを許容する(決議は無効化しない)
加えて、会員は牧師の信仰的な判断を尊重しなければならない
異論が出た場合には、教会総会をもって判断しなければならない(牧師、役員会に拒否権はない)
参考:日本基督教団教憲第七条
本教団の所属教会は、本教団の信仰告白を奉じる者の団体であって、教会総会をもってその最高の政治機関とする。
教会の教会的機能および教務は教会総会の決議ならびに教憲および教規の定めるところにしたがって教会総会議長がこれを総括する。
教会総会の議長は教会担任教師がこれにあたる。
以上
一旦、この理解を前提として、これからどうすれば良いのかを考えたいと思いますがよろしいでしょうか。
もちろん、将来お互い考え方が変わる可能性はありますが、2020年4月13日時点の理解として記録したいと希望します。
私は、一連のやり取りを経ても、自分の考えは全く変わりませんでしたので、理解は一致しないという前提で今後どういう選択肢があるかを考えたほうが現実的だと思います。冷静に議論して得た中間地点なので、こういう中間地点にたどり着いたということはどこででも自由に表明して良いことしたいと思いますが、いかがでしょうか?
中間報告として、母、妹には説明したいと思いますし、総会のあり方に係るものだけに役員会で共用していただければありがたいと思います。
萩原高行