どういう国になるのが望ましいか?という問いに答えるのは容易ではない。
私が考えるのは「あなたは世の中をよくするために生まれてきた」と考える人が9割を超えることではないかと思っている。安倍トランプ的なリアリズムは、勝てば官軍という価値観で、どれだけ嘘をつこうがごまかそうが、より大きな使命を果たすためには地位を得て、それを維持しなければ意味がないという考え方でもある。しかし、為政者がそういう生き方をすれば、どう考えても世は乱れる。捕まらなければOK、ごまかせればOK、自分の事だけを考えていれば良いという価値観が蔓延するからだ。日本は敗戦時に二度と戦争はゴメンだと考えて理想主義者が過半数を超えた。アメリカ素案を継承したとは言え、現行憲法は民意だったのは間違いない。安倍のように憲法は自分で考えたものではないと言ったり考えたりする人はいなくならないが、そういう人に権力を与えると、多くの人が死んでしまう。安倍は戦争の種を蒔いたが、幸い生前に戦争は起きなかった。また、現実主義者だから左にも配慮してTPPや女性差別を軽減する施策もやっていた。一部は本心だろうし、一部は権力を維持する現実的な選択としてやったことだろう。恐らくどちから一方ということではなく、生きている人には迷いがあり、揺らがない人は恐らくいない。
「あなたは世の中をよくするために生まれてきた」には複数の価値観の影響を受ける。八紘一宇を信じる人と、キリスト教の愛の教えにハマった人では全く違った意味を持つ。独裁したいという思いと、人を何とかして支えたいという思いといっても良いだろう。
乱世にあっても静かに本当に善い業とは何かを追求する人はかならずいる。そういう人に耳を傾けることで未来は素晴らしくなるだろう。