FBから加筆転載
『あたらしい憲法のはなし』についてという記事と復刻版を「大人のためのまえがき」を含めて斜め読みした。
1951年、『あたらしい憲法のはなし』は静かに使われなくなった。」とある。私は1960年生まれだからこの教科書は読んだ覚えがない。何らかの形で渡されていたかも知れないが、記憶にない。今日、斜め読みしてみたが、かつてこういう教科書があったということを常識として知っておくのは意味があるだろう。
引用した記事の解釈には賛否があるだろうし、現実に起きている戦争を無視するわけにはいかない。特に集団的自衛権については、日米同盟の問題と同一視するのではなく考える必要があるだろう。
例えばエストニアなら、人口が山口県程度の独立国で、ロシアと国境を接している。山口県が独立国で軍をもったとして仮に中国が攻めてき時に、防衛可能と思う人はいないだろう。私は日本で軍は持ちたくないと思っているが、何らかの安全保障の方策は考えないわけにはいかない。
戦後の原点に戻って考え直す意義はあるのではないだろうか。
「世界のてっぺん」とかいう発言に煽られることなく世界の平和と繁栄に貢献する方法を考えたい。
※冒頭画像は、引用記事の画像を引用させていただいた