これまで、イスタンブール空港で乗り換えたことは何度もあったのだが、今回は乗り継ぎまでの間に8時間程度あったのと、Touristanbulを発見したので、観光ツアーに参加することにした。
朝6時過ぎに空港について、入国は長蛇の列でそれなりに手間取ったが7時過ぎには無事入国できた。日本のパスポートだと事前準備は何も必要ない。入国後、念のためにスタンプを確認すると見つからない。何度も見直して、どうやらP14に痕跡を見つけた。出国の時に問題になるのではないかとちょっと気になったが、10月30日がかろうじて読めるので良いことにした。出国時は案の定検査官が入国のスタンプを見つけられなくて手間取っていたので14ページだと告げたら無事にパスポートコントロールを通過できた。
Touristanbulはトルコ航空でイスタンブール乗り継ぎの客に提供する無償のツアーである。ページにあるように出国して到着階に窓口がある。出口にはTouristanbulは右という案内が出ているが、近くには旅行社のカウンターが並んでいてその一番奥が目当てのカウンターでちょっと不安になる。今回は市内観光の3時間ツアーを選択した。
ツアーは、基本的にバスに乗って観光案内を聞くだけのものだったが、コンスタンティノープルの城壁の景色と解説だけでも興味深いもので、十分満足した。
実際にバスを降りられたのは2箇所だけで、一つはガラタ橋（冒頭の画像）とドルマバフチェ宮殿脇のカフェ（自前払い）のみで、次はイスタンブール滞在で来てねという誘致施策であった。円安のせいかと思うが、物価も特に安くは感じなかった。WISEでトルコリラを買ってあったので有効利用ができたのは良かった。
印象に残ったのは、街にたくさん国旗が掲示されていたことだ。マンションの窓からも多く見られたし、パレスチナ国旗と並べて掲示されているのも見た。ちょっと複雑な気持ちになった。