トルコ地震とクルドの話

クルド人の話には詳しくないが、国を持たない約4600万人の少なくない人たちが独立を求めていることは知っている。この独立運動をスウェーデンで支援している人がいることが、NATO加入問題にも影響していることも聞いている。ゲストハウスを運営している友人がコロナ禍に負けずにクルド料理の店を出した時は、まだ漠然とスタン系の国のことと考えていた。コワーキング界隈のつながりで知り合いになってからもう随分立つが、中東はあまりに遠い。今でも気分はもう戦争の印象が強い。しかし、トルコ・シリア地震が起きて、私の中でスイッチが入った。

トルコ語とクルド語は全く違う言語(トルコ語とクルド語のこと)だから、コミュニケーションを取ることは難しいだろうし、シリアでもクルド語が禁止された歴史がある。

トルコ・シリア地震、内戦やクルド人問題…国際援助を阻む複雑な政治事情【前編】もわかりやすい記事だ。シリアは陸路だとエルサレムからローマに向かう街道がある地で、今の聖書を読む限りヨーロッパの匂いに上書きされているが、ギリシャより東は、恐らく完全な異世界だったのだと思う。

Vakkas Çolak氏に出会うことができたので、少しでも学びを進めたいと思っている。

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