ウクライナの平和と発展を願う

まず、ウクライナという言葉は英語圏では通じない。だからユークレーンと呼ぶようにしたらどうかと思っているのだが、ウクライナ語版Wikipediaにある音声ファイルは私にはオクライーナに聞こえた。ユークレーンよりはウクライナの方が近いと思う。

というのはさておき、ウクライナ|外務省 - Ministry of Foreign Affairs of Japanを見ると、面積約60万$km^{2}$で日本の1.6倍と広大な土地を持ち人口は4,159万人と約日本の1/3。Wikipediaでは「ウクライナの国土のほとんどは、肥沃な平原、ステップ(草原)、高原で占められている。」と書かれていて、Google Mapで見ると平坦なのがよく分かる。また日本語版のWikipedia(引用警告があるのでリンクは示さない)には「ウクライナは、人間開発指数で74位の発展途上国である。ヨーロッパで2番目に貧しい国であり、非常に高い貧困率と深刻な汚職に悩まされている。しかし、肥沃な農地が広がっているため、ウクライナは世界有数の穀物輸出国である。」とある。一人あたりgdpは日本の10分の1を下回る。

食料輸出力があり、広大な国土と4千万人の人口があるのだから、内政・外交の問題がなければ、成功しないわけがないと思うのだ。ウクライナ語を話す人とロシア語を話す人がいるので、分断が起きやすいとは思うが、一部の過激思想を除けば、国を割るほどに対立が起きているようには思えない。エストニア語とは違って語族は一致していて全くどうにもならないとうことでもないらしい。

行ったことはないのでイメージでしか無いがキエフは恐らく相当魅力的な地なのだと思う。外務省のページの略史を見ていると、何度も権力の入れ替わりが起きている。ロシアが今触手を伸ばしているのも無視できない土地なのだろう。

かならず、いつか行きたい国の一つだ。無事を祈る。