今日は、在宅勤務(在ホテル勤務)

hagi に投稿

今日は当地の朝8時から日本との遠隔会議があったのと、ソフトウェアのリリースがあり、続いて11時からグローバルコワーキングスペース本の“Around The World in 250 Coworking Spaces” Launch Festivalを聴講。ちょっと邪魔が入ったので今ひとつ集中ができず、英語で集中できないと話が見えなくなるのでちょっと残念だった。昼飯抜きで既に3時を回ってしまった。天気も良くないので、今日は多分スペースには行かない。

昨日はPaypalが動いたのだが、銀行に連動させようと思うと個人口座併設のPayseraではリトアニアの金融機関だからという理由でだめなことが判明、Wiseも居住権表明が必要なので、こちらも正攻法ではアウト。その上、WISEだとBEのIBANだと思うので、やはりPaypalへの紐付けはできないだろう。会議の合間に状況が理解できたので、覚悟を決めてエストニアの銀行のLHVに申込みを行うことにした。審査に通るかどうかはかなり心配だが、e-residentでも応募できることが明記されている。Open account formはSmart-IDがあれば難なく書くことができ、次に記入可能なPDFのadditional formを書く。内容が1つ目のFormと少し重複しているのがちょっと残念だが、追加情報を書き、PCでカードリーダーとIDカードを使って電子署名し、指定されたメールに送った。

手順は、Private client – special cases of opening an accountに書かれている。手続き自身は難しくない。審査に通ればパスポート等の身元確認と書類のサインが必要となるが、後2週間で通るかどうかは微妙なので、来週半ばには電話して、

If you have already identified yourself at LHV, you will not have to come to the office again. In that case, we will e-mail the client agreement to you and you can sign it digitally using your e-resident’s digital ID.

が適用されるように身元確認だけは滞在中に済ませてしまおうと思う。コワーキングスペースから5分程度のところにも確認ポイントがあるので、多分なんとかなるだろう。むしろ、審査の問題のほうが大きい。

今日もSmart-ID、IDカードの威力を思い知らされる日となった。うまくいくことを祈る。

e-residentは、居住権なしに企業を回すわけだから、究極のテレワークと言ってよい。決して甘い世界ではないが、ワクワクする。

日本で創業したときも銀行開設は1つは落ちたし、コワーキングスペースでの登記ではだめじゃないかと言う人もいたが、今も存続しているし、海外からのソフトウェア調達もやってみてちゃんと動いた。ただ、日本の銀行では手数料が少なくとも当時は馬鹿高かったので個人立替でアメリカのCitiを使ったこともあった。正直に言って、銀行は小さな会社を相手にしてくれないので、Wiseのようなサービスのほうがずっと使いやすい。だから、LHVも相手にしてくれない可能性が小さくはないと考えている(控えめな表現)。それでも、日本で大手行の一つが口座開設を認めてくれたし、そこからいろいろなことが生まれ始めたのも事実である。最初はちまちましていても、あきらめずに挑戦を続けたい。まあ、キャッシュが切れなければ会社は続けられるし、いままでの8年、なんとか生き残ってきた。かならず花開くと信じて進む。だから、エストニアには強い魅力を感じるのだ。成功して恩返ししたいものだし、エストニアで成功できれば日本にも恩返しできるだろうと思っている。国など幻想だと思っているが、法が及ぶ範囲は国だ。制度のオーナーとしての国には敬意を払わねばならないと考えている。

Drupal関係のビジネス打ち合わせも動き始めた。どうなるかはわからないが、動けば変化は生じるものだと実感している。まあ、実を結ばない努力も多いけどね。何よりもまず誠実に事を進めようと思う。

※画像は、夜(といっても5時過ぎだが)にPCR検査会場を下見しようと思って行った検査ユニット。最初見つからなくて近くのお店の人に聞いたらパーキングだと言われてやっと気がついたもの。てっきりどこかのビルの中と思っていたが、見つけてからMobile Unitと書かれていたのを思い出した。

コメント

まあ、現時点ではしょうがない。リアルなビジネスの方を頑張って時期を待つか別の道を探す。反応が早かったのと対応が丁寧だったのは本当にありがたい。LHVには好印象しかない。