いつもの旅と様々に違う

直前に便が振替になったり、旅程変更を余儀なくされるなど、予想通り面倒は起きている。

念の為、空港には4時間前に到着したが、カウンターがあくまで1時間待つことになった。カウンターの担当者はとても丁寧で真摯に対応してくれるのだが、各トランジットが通過できるのか、エストニアに入国できるのか調べるのに手間取り、結局チェックインで40分も必要となった。一番問題になったのは、エストニア・タリンでの入国がPCR検査なしにできるのかというチェックだ。私自身は、在日大使館にも問い合わせ、事前登録も済ませていて、自己隔離不要であることも確認済みだったので、エストニアのことは心配していなかったが、渡航者が恐らくレアなこともあり、担当者だけでは文面が判断できず、現場上司だけでも判断できず、電話をかけてより上の確認を取る状況であった。さらに、チューリッヒのトランジットに向けて事前登録が必要であることを教えられ、その登録を実施、座席番号が求めらるのでそれをもらって実施。加えてワルシャワのトランジットでも事前登録が必要とのことで、これはURLをもらって、先程ラウンジで登録を終えた。

今回は帰国後隔離を含めて1ヶ月の旅程なので荷物は大きいが、事前のスイスエアとの確認とは異なり一度ワルシャワで受け取らなければいけない可能性があると言う。ワルシャワの乗り換えは短いので、ひょっとすると荷物をロストするかも知れない。荷物計画は慎重にしてあるので、数日受け取れなくても耐えられるが、トラブルが無いに越したことはない。

ターミナルは閑散としていて、保安検査場も待ち行列はゼロ、検査員の方は手持ち無沙汰感オーラがでている。忙しいのも大変だが、人が来ないのも楽ではないだろう。ただ待つのは楽なことではない。ANAのラウンジはそれなりに人がいるが、多分普段の5分の1くらいだと思う。

まもなく搭乗。一年4ヶ月遅れてしまったエストニアの会社の立ち上げ手続きをクリアするとともに、この目で欧州の今を見ておきたいと思っている。

ウィーンで開催される予定だったCoworking Europeは、オンラインに変わってしまったが、まだオーストリア渡航再開の可能性がゼロなわけではない。対策がしっかりしていると思われれば、短期間でもスペース訪問は行いたいと希望している。

まもなく搭乗。