緊急事態宣言解除1日目は静かだった。

2021年10月1日に東京は緊急事態宣言から抜けた。

冒頭の写真は10月1日の21:41のアメ横。下の写真は9月30日の21:45。比較してみると、あまり変化は感じられない。

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台風の影響もあったと思うけれど、消費者側はまだ慎重だったということだと思う。

自分がコロナ前にかなり頻繁に通った店4軒はいずれも再開していたが、客は少なかった。それぞれ、挨拶はして来たけれど、私自身はまだお店の中に入って飲み食いしたり、話を楽しむ気持ちにはなれない。常連間の気のおけない会話は恋しい。本音としては、アクリルで仕切られたテーブルやカウンターには容易に慣れられる気がしない。

個人的にはきちんとゼロコロナを達成して、ワクチンも十分にして、空調を整備した上で、元通りの生活がしたい。結局時折ロックダウンになるだろうが、開いている時は本当に自由であって欲しい。単純には保健所が追跡可能な感染者数が基準となるだろう。ただ、デジタル・ガバメント時代という流れを見ると、個別保健所に依存する形態はかなり時代遅れだと思う。

ビクビクしながら生活するのは嫌だなあ。交通事故の死亡者が年間3,000人以下、東京で150人程度なので、せめてその値は切れるようであってほしい。移動圏内で感染者が出たら、マスクをして交流を控えるといった程度の抑制で自然とゼロに戻るような未来を望む。

私は、病み上がりの時期に無理をするよりは、ちゃんと健康を取り戻すまで我慢して、ビクビクすることなく自由に動けるような出口プランを期待している。お店が開いて、人が集まるのを見たいが、犠牲者は見たくない。