パソコン版 Google ドライブが進化した(気がついたらChromeも進化していた)

昨晩パソコン版 Google ドライブ(Windows版)が更新された。同時に複数アカウントが接続できるようになり、ドライブレターが追加されるようになっている。これまでは、切り替えることはできるものの接続アカウントは一つだったので、共有のかけ方を工夫して使っていたのだが、これからは同時にそれぞれのアカウントで使えるようになる。初期設定で自動起動になっていないなど最初はちょっと混乱したが、今のところ問題なく動いている。

アカウントの問題は本当に難しい。ペルソナとも言えるわけで、恐らく一つのアカウントしか必要としない人はどこにもいない。個人、家族、会社、取引先アカウントなど使い分けながら生きていくことになる。私の場合は、これまで家族用のアカウントをメインに使ってきた。自分が経営者なので、社のアカウントに対して家族用のアカウントに対して共有を出すことである程度問題を回避できていたからである。しかし、そういうやり方が望ましいと思わない。セキュリティが甘くなるし、他人から共有リンクをもらったものもディレクトリツリーに入ってしまうので、慎重に考えていないと、自分の管理下にあるものとそうでないものの区別がつかなくなってしまう。複数アカウントが同時利用可能になれば、そういった共有を外すことで、見通しが良くなる。もっとも、私の場合は、関わるコミュニティ(Google アカウント)が現在の限界値の6より遥かに多いので根本的な解決には至らない。

落ち着いたら、いろいろな共有を外して、整理を進めようと思う。

ChromeもWindow毎にアカウントを切り替えて使えれば良いのにと思って試してみたら、既にできるようになっていた。しばらく前に恐らくChrome 91になったときから、アイコンにGoogleアカウントのアバターが出るようになっていたので、その時から実現できるようになっていたのだろう。しばらく使い込んでみないと分からないが、Googleのマルチアカウント並列対応は生活習慣に影響を及ぼすほど大きな変更なのではないかと考えている。Chromeであれば、そのアカウントごとにWindowを変えることとなり、ここで作業する時はこのペルソナでという自分の心の切り替えが視覚的にできるようになる。ドライブであれば、このドライブレターの仮想ディスクがどのペルソナに対応しているのかがわかる。この変化はとても大きな変化だ。

タグ

コメント