Parallels Desktop 15 for Macの試用を始めた

Mac上でWindowsが利用できるParallels Desktop 15 for Macを今日から使い始めている。まだ購入していないが、数時間の利用体験から想像するに恐らく試用期限を迎えたら購入するだろうと思う。

これまでBoot Campを利用してWindowsを利用してきたが、再起動が必要なのが面倒で、結局ほとんど使っていなかった。会社の会計を弥生会計でやっていて、自宅のWindowsマシンで行うのを基本にしている。また、マイナンバーカードを利用したアプリでWindowsでないとうまく動かないようなものがあるので、Windowsは手放せない。Mac上でBoot CampのWindowsで動かすのは、どちらかというと非常事態対応と言える。

一方、UML、BPMNの記述にEnterprise ArchitectというWindowsアプリを使っていて、うまく使えるならMac Book Pro(MBP)でも使いたいというニーズはある。Parallels Desktopを利用すれば、再起動無しでWindowsとMacを行ったり来たりできるので必要な時だけWindowsを一つのMacのWindowとして上げることができるので便利だ。また、MBPは複数のデスクトップを指三本の横スワイプで切り替えられるので一瞬でMacとWindowsを行き来することもできる。

ちなみに、MBPでWindowsを動かしていて一番嫌だと思っていたのは、スクロール操作の方向が逆な所である。Windowsは右に出るスクロールバーの位置を上に持っていくのでトラックパッドを下に向かってなぞるとページの下の方に動く。一方でMacではトラックパッドは表示している紙を滑らすようなイメージで、上に向かってなぞるとページの下の方に動く。トラックパッドだとMacの方がずっと直感に合う。ブラウザを操作しているとMacの方がきれいだし、ストレスが低い。だからMBPをWindows機として使いたいとは思わない。私の場合は自然と脱Windows指向になる。Windowsを使うには再起動が必要だと、ちょっとWindowsアプリが使いたいと思っても、後で自宅に帰ってからWindows PCでやろうと考えて、後送りにしてしまう。結局、ほぼ数か月に1度しかMBPでWindowsを立ち上げることはない。同時起動が可能になれば、恐らくもっと頻度は上がるだろう。

加えて、Parallels Desktopを試用して見たら、何とそのWindowsのスクロール操作がMacと同じ方向になるのだ(多分設定で調整もできる)。ほんのちょっとしたことなのだが、これがすごく良い。そういう細かなことで集中力が途切れるのを抑えられそうなのは期待大である。

まずは、しばらく積極的に使ってみたい。

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