Ubiquitous Lifestyle Laboratory OÜ 登記申請

hagi に投稿

Estoniaで起業申請を行った。

利用したサービスはsetgoで正味所要時間は30分だった。実際には2か所で引っかかったので、作業開始から3日間かかった。Setgoを選んだのは日本語サービスがあるからだ。Xoloの利用も考えたが、何をやったかを分かりやすく説明できるようにしたいと思ったので、Setgoを選択した。

アカウントの登録は、e-residencyカードを読み込ませて、PINを入れれば良い。その後Eメールアドレスが聞かれるので、最初はtakayuki.hagihara@eesti.eeというe-residencyに付随するメールアドレスを入力した。しかし、このメールアドレスのForward先にメッセージが届かない。ここで初日は終了、サポートリクエストを送ったところ、@eesti.ee以外を使わなければいけないことが分かり、hagi@ulslab.comで再設定をしたところ無事Eメール認証を完了。

早速法人登記に進む。ビジネス情報を入力して、会社名の欄の登記可能な名前をチェックする→を押すと無事、日本で創業した会社と同じ名前が空いていることが分かりそれで「お支払いへ進む」。

SETGOビジネス情報の入力

内容確認後、PayPalで支払。PayPal以外の選択肢は提示されない。私の場合は、ここで新たなPayPalアカウントを登録したので、ちょっと手間取ったが、無事完了。

SetGO PayPal支払

支払が終わると、提出用の書類(PDF)が4種生成されるので、英語版2つの内容確認を行った。内容は計3ページの非常にシンプルなものだが、特に気になる点は無かったので、「署名して提出する」をクリックした。後は、いつもの電子署名手続きで、PIN2を入力し登記申請が完了した。

SetGO 登記申請完了

手続きを始めてから完了までの実時間で55分。後は、通知を待つこととなった。

6年前に日本で合同会社を登記した時は、法務局に行って商号の空きを確認し、法人印を作って、定款を作成、合同会社設立登記申請書を作って、個人口座に資本金の振込を行って、印鑑証明書をとって、登記申請という手順で、代理人を使わずに自分で通いながら行った。書籍もあったので決して大変な手続きだとは思わなかったし、費用も大した額では無かった。しかし、こうしてエストニアで登記申請して見ると、起業プロセスの違いと簡便性の違いに本当に驚かされる。

これから様々な面倒にも直面するのだろうが、まずは最初の一歩を踏み出した。