現在ではSEO対策にはならないと言われているが、それでもsitemapの作成は望ましいとされている。また、Drupal8ではSimple XML sitemapというモジュールが提供されているので作るのは簡単である。それでも、利用方法の説明が英語なので、多少は面倒なので備忘録を残しておく。ちなみに、執筆時点では、バージョンは8.x-2.11で安定版となっている。
管理者になってモジュールをインストールして有効にしたら、後はサイトマップを再作成で、/sitemap.xmlファイルができあがる。とても簡単である。
ただし、実際にはこの段階では、フロントページしかインデックスに含まれない。
<!--
Generated by the Simple XML sitemap Drupal module: https://drupal.org/project/simple_sitemap.
--><urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9" xmlns:image="http://www.google.com/schemas/sitemap-image/1.1">
<url>
<loc>https://takayuki.hagihara.tokyo/</loc>
<changefreq>daily</changefreq>
<priority>1.0</priority>
</url>
</urlset>
この状態では、全くサイトマップとは言えない。ということで、ドキュメントに当たると、
- /admin/structure/types/manage/[content type] for nodes
- /admin/structure/taxonomy/manage/[taxonomy vocabulary] for taxonomy terms
- /admin/structure/menu/manage/[menu] for menu items
- ...
で設定しなさいと書いてある。つまり、コンテンツタイプやタクソノミーの画面でサイトマップに入れたいやつを指定しろという事だ。
今は当ブログではデフォルトのタグをタグ付けに使っているので、その管理ページに飛んでみると、確かに下の方にSIMPLE XML SITEMAPを指定するエリアが追加されている。ここで、index entities of this typeをオンにして、更新頻度ととりあえずいまつくる設定にして保存すれば良い。
ブログの記事用のコンテンツタイプにも同様の設定を行うと無事に開示したいサイトマップが生成された。しめしめと思って眺めていると、タグに関してはpathを設定していないのでやな感じのエントリーになっている。
<url>
<loc>https://takayuki.hagihara.tokyo/taxonomy/term/1</loc>
<lastmod>2018-03-11T02:50:52+09:00</lastmod>
<changefreq>daily</changefreq>
<priority>0.5</priority>
</url>
term/1は嫌だなあと考えて、各タグにpathをつけて再生成。
<url>
<loc>https://takayuki.hagihara.tokyo/drupal-articles</loc>
<lastmod>2018-03-27T17:00:21+09:00</lastmod>
<changefreq>daily</changefreq>
<priority>0.5</priority>
</url>
となったので、ちょっとそれらしい感じになった。
画面だけを見ていると気が付かないことがある。中々悩ましい。