2021/05/17 22:43

金井美彦様

 

それでは、一旦まとめに入ろうと思います。

 

表題:教会総会決議の取り扱い(案)

2021年5月17日に金井美彦と萩原高行は以下のように教会総会決議の取り扱いに関して理解が一致した。

1. 総会決議は教会の総意である
2. 牧師及び役員会は総会決議を尊重する。ただし従えないこともある
3. 牧師あるいは役員会が異なる判断を下した場合でも総会決議は有効で、無効化を含め決議内容を変更するためには新たな総会決議が必要である。

 

なお、金井美彦は上記の理解に対して、以下の表現を用いるものとする。

「牧師及び役員会は総会決議を教会の総意とみなし、尊重する。
ただし、緊急の事態や教会活動に支障があると牧師及び役員会の判断した場合、その判断が決議に優先する。」

 

萩原高行は上記の理解に対して、以下の条件が必要であると主張した。

「2に関しては牧師及び役員かに関わらず全ての会員は総会決議に従うものとする。ただし、それぞれの信仰理解により従えないことがあることを許容する。3に関しては新たな総会決議が必要なだけでなく会員からの異議を総会開始前に包み隠さず開示し、異なる判断を下したという事実とその理由を事前に開示しなければいけない」

 

以上

 

もし、上記で理解の一致と補足説明が合理的とお考えいただけるのであれば、この部分は確定させ、個別の事案の検討に進みたいと思います。

私は、誰に開示しても問題ない理解の一致と考えますが、今後の議論を待って、母を含む関係者への開示はしばらく控えたいと思います。

 

ご検討のほど、よろしくお願いします。念の為に確認させていただきますが、2は本当に「牧師及び役員会は」で問題ありませんでしょうか、ここは「牧師は」あるいは「役員会議長は」と書き直す余地はあると思います。金井美彦様のお考えからすると、役員会の決を取らずに判断することができるように明記した方が望ましいように感じました。私の理解との現時点での差異は、牧師(あるいは聖職者)や役員は一般会員とは違う権威を有しているか、あるいは、牧師だろうが役員だろうが神の前には全く同じ人間と考えるかです。言葉尻をとらえる意図はありませんが、少なくとも私個人は、役員に選任されたという事実は、仕える義務を負うとは考えますが、何ら他の教会員と立場は変わらないとの考えです。今は役員会の一員ではありませんが、自分が役員であった時点の自分であれば「 牧師及び役員会は総会決議を尊重する 」と役員を特別扱いする考え方には抵抗感があります。

 

萩原高行

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