Narva

前回来たのは、2021年の12月4日。今日と同じ日帰りの旅だが、そのときは結構雪が深かったのに対し、今年は積雪のない状態で動き回りやすかった。

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滞在は約3時間、国境周辺を見たかったのでそこを中心に歩き回った。結論から言えば、表面的には平和だった。危機感を感じることはなく、街の人は普通に散歩を楽しみ、国境の川沿いの道を散策する人に何の危機感も感じなかった。−6℃とは言え、晴れていればそれほど辛くはない。

川はまだ凍っていなくて、結構水量がある。今回は、川のほとりを1km程度下った。

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途中で、橋の下をくぐる。

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前回よりも随分北側まで行った。

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戻ると出入国ゲートを通る。人がいるのが分かる。

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当地の新聞では、入国資格のないソマリア難民をバスに乗せて送り付けてきたなどのトラブルが有り、国境閉鎖が検討されるまでの話があったが、今はトラブルは無いようだ。ただ、フィンランドでは国境が閉鎖されたと今日報道されていた。

1回目の時も思ったのだが、住民の数は多そうに見えるのに、カフェやレストランが少ない。結局入りたくなるようなレストランがなく、HESBurgerで食べたのだが、混んでいて雑でタリンのそれより不味かった。駅にも売店すらなく、何か寂れた感じは前より強かった。公園がきれいに整備されていたりはするのだが、ビル建築の気配が希薄でこれからどんどん伸びそうな気配が希薄だった。

なんか、市民の不満は募るのではないかと思った。

とはいえ、やはりEU圏内は相対的に平和な匂いがする。なぜ、国が別れていなければいけないのかと思う。シェンゲン圏には移動の自由があり、そのために守らなければいけないルールがある。ルールが守れるならボーダーはいらない。ルールを調整できないものに舵をもたせるな。日本の場合は、保守ほ亡国と本心から感じる。自分は特別と考える延長に戦争があり、血が流れるのだ。

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