新スマートホーム規格「Matter」発表。アップルやアマゾン、グーグルも参加という記事が出ていた。
自宅の家電の統合管理はやりたいテーマの一つだ。エネルギーのソース、消費も見える化したい。データが読めるようになると、次はどうしようかと考えられるようになるからだ。
GoogleのスマートスピーカーもAlexaも自宅にあり、当初は照明のオンオフとか設定してみたのだが、結局使っていない。音声インタフェースは指示をするには有効そうなのだが、ライフスタイル改善のサイクルを回す力は感じられない。毎日の生活にはいろいろなことをやってくれる下僕はありがたいのだが、それだけでは満足できないのである。
Matterが機能するかについては私は大きな期待を抱いているものの懐疑的だ。本当に期待してはいるのだ。Scheme.orgと同じように。
これからAppleやMicrosoftも参入するだろうが、スマートホームのHubを誰が握るかは主戦場の一つになっている。
情報化の進展に伴い、昔は交換機とか、(10BaseやUSBに関わらず)物理的なハブが目に見えたが、これからは物理的なハブは見えない。それに慣れられない人が多いから、スマートスピーカーやNestが意味を持つ。賢く現実を見なければいけないと思う。