GanttProjectを触ってみた

前職の時代には、私はMS Projectを常用していたが、周囲の理解はあまり得られなかった。Excelが大人気だったのである。価格が高く、使い方も優しくはない。また使い始めると管理欲が過度に高まるのがMS Projectが使いにくい理由だと思っている。たまたま、プロジェクト管理に関わる機会があったので適切なフリーソフトが無いかと探してみたところ、GanttProjectの評判が良いのが分かった。

早速インストールしてみて使ってみると、自分が使いたい機能の範囲では、MS Project(ただし2000年~2008年頃のバージョン)と同等で、日本語も通るし、動作もキビキビしていて十分実用になる。どうしても欲しかったPERT図が出せるのがうれしい。ただし、PERT図で見やすいように設定しても、先行関係をいじると再計算されて配置が変わってしまうので、あくまで補助機能として考えたほうが良いように思う。

タスクを入れて先行関係を登録

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PERTを表示して、位置合わせ

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このあたりまではとても簡単なので、結構小さなプロジェクトでも十分使える。小さければこのまま進捗管理に使ってもよいが、スプレッドシート化して管理したほうが進捗管理はやさしいだろう。

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少し大きくなると実装テストはサブチーム化したくなるので、ちょっと実験してみる。

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PERT図は勝手に修正されてしまうのと親子が反映されないのが難。チームの工数などに手を入れて依存関係を詳細化して見た。

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最後にPERT図を再配置

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クリティカルパスが黄色くなるので、どのあたりを注意して見ていないといけないかがわかる。

とりあえず使えそうである。

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